✨ ベストアンサー ✨
人間は速度は感知出来ませんが、加速度は感知する事ができます。
半規管では有毛細胞が、速度の増加(加速度+)、速度の低下(加速度-)をそれぞれ感知し、回転を受容します。
前庭では有毛細胞が、平衡石のによって生じる偏りを感知し、傾きを受容します。
人間の頭から足にかけての、上下の軸。
人間のお腹から背中にかけての、背腹軸。(前後)
人間のみぞおちから肩にかけての、左右軸。
この3つの軸が、人間には存在しています。
鉄棒は左右軸。
フィギュアは上下軸。
側転は背腹(前後)軸。
を用いて回転しています。
写真の図から分かるように、回転の後、静止した時に影響があるのは、慣性によってなかなか止まらないリンパ液を用いて受容している半規管。
経験があるかはわかりませんが、ぐるぐるバットなどで、上下軸を用いて回転すると、回転後に静止したら、その影響が残り続け、フラフラすると思います。これからわかるように、上下軸は半規管を用いていると思われます。
また、その他二つを用いた、側転や鉄棒は、回転後に影響はあまり無いので、前提を用いて傾きを受容しているものと推測されます。
ご丁寧にありがとうございます!m(_ _)m
回転によって生じるリンパ液の流れ、平衡石によって生じる偏り、共に慣性が利用されています。