逆向きに働く力を探すのではなく、
『それぞれの力が何に働いてる力なのか』に注目しましょう。その物体が静止していれば、そこに成り立つのが「力のつり合い」です。
(ただし、天井や床、地面などは元から「静止しているもの」として与えられる場合が多く、釣り合いを考える必要はありません。)
アとイですが、確かに真逆の力、同じ大きさなことは合ってます。
しかしつりあいではなく「作用反作用の法則」により、同じ大きさなことがわかります。
作用反作用の法則は、『異なる物体間で力を及ぼしあうとき、両者の及ぼす力は向きが反対、同じ大きさとなる』ですから、
同じ物体の力→つりあいを考える
違う物体の力→作用反作用を考える
と思いましょう。