理科
中学生

黒点の数が変化するのは何故ですか?
教えてください🙇

回答

「つづき」
_つまり、太陽では、温度にところどころ偏りがある、と言う事です。
_では、何で温度に偏りができるのか?それは、カード(トランプ)で偶(たま)に、無造作に引いていても、1のカードが続く事がある様なものです。
_ところで、プラズマ状態の水素には常磁性が有ります。詰まり、強力な磁石に引き付けられる、と言うことです。磁力のあるものが対流で動くので、磁場が発生します。これは、自ら発生させている磁場てす。
_磁気ネックレスで、常磁性の赤血球(鉄ヘモグロビン)が流れやすくなるのは、外から与えられた磁力だからです。自ら磁場を発生すると、そこにエネルギーを使うので、対流の動きは遅くなります。
_詰まり、ある程度大きな対流の力が外から働かないと、偶にトランプで1が続くように、一旦温度が低くなって対流の速度が小さくなると、一定期間、磁力の発生でより対流の速度が遅くなり、周りとかき混ぜられなくなるで、温度がより低い状態が継続するのです。
【④、太陽の黒点って何?】
_電磁波の輻射で光を発生することはお話しました。周りよりも温度が低いと、比較の問題でヒトの眼は黒く感じてしまうのです。これが黒点てす。つまり、周囲よりも少し温度が低くなっている所です。飽くまでも、周りとの比較の問題で、絶対的な温度は超高温です。
_そして、黒点の和やら場所やらが変わるのは、カードで1が続く時の様に、偶然に頼っているからです。

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【①、太陽は何故光っているのか?】
_太陽は、燃えているから光っているのではありません。紙が燃える時は、酸化反応で光るのですが、太陽に酸素はありません。だから、燃えて、光っているのではありません。
_高温になって、可視光を含めた電磁波をエネルギーとして放出するので、光っているのです。鍛冶屋は鉄を加熱して鎚を振り下ろしていますが、その時に鉄は赤光(しゃっこう)していますね?ガラス細工で、瓶とかを作っているときに、ガラスは赤光(しゃっこう)していますね?それと同じです。

【②、太陽は何故、超高温になっているのか?】
_太陽は、概ね、水素とヘリウムとで出来ています。水素が4個、核融合反応してヘリウムが出来ます。この時に超高温となります。
_ところで、水素はどの様な状態で存在しているのでしょうか?
_地球上では、水素の多くは気体として存在しています。ところが、太陽では、水素の原子核と電子とが別々に自由に動き廻るプラズマと呼ばれる状態で存在しています。
_これは、気体でも液体でも固体でもない状態です。
_そして、途轍(とてつ)もなく大きな重力に依って、固体に近い状態だけれども、自由に形を変えることが出来て、しかも、原子核と電子とが自由に動き回れる、と言う、
固体流体プラズマ、と言う状態にあるのが太陽です。
【③、固体流体プラズマってどういう性質なの?】
_お風呂で、温かい水が上に来て、冷たい水が下に下がって行く、対流という現象があることは、知っているのかな?と思います。
_この時の対流は、浮力によって発生しています。温かい水の密度が、周りの水よりも少し密度が小さくなるから、浮力が発生するのですね?ですから、重力がないと発生しません。
_ところが、流体では無重量状態でも対流が起きる事が国際宇宙ステーションの実験で確かめられています。
_例えば、油をフライパンで温めると、薄く拡がりますね?これは、温度に依って粘性が下がり、表面張力が小さくなったからです。
_粘性とは、ざっくり、ストローで吸った時にどれ位吸う力が必要か?と言うことです。
_コカ・コーラはすぐ吸えるけれども、マック・シェイクは、一生懸命吸わないと飲めませんね?これは、マック・シェイクの粘性がコカ・コーラより大きいからです。
_粘性の温度変化に依って、太陽では固体流体プラズマが対流している訳です。
「続く」

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