リード文があればそこから読んでみてください。
登場人物は
恵王:トップ
公叔痤:宰相(恵王の臣下)
公孫鞅: 公叔痤の身内(この話ではこどもとなっているようですね)
です。
この3人の関係を、リード文や注釈から掴んでおけるといいでしょう。
では、話の内容です。
(恵王が宰相である公叔痤が重病の際に見舞った時の話で、)公叔痤が自分の死後は自分の身内である公孫鞅に国のことを任せるように進言します。また、任せないなら(恵王の脅威にならないように)よその国に取られないようにするようにとも付け加えます。(国から出すなと言っていますが、恵王の国で採用するか、殺すか、どちらかにせよということですね)
公叔痤は公孫鞅の才能を買っており、自分の亡き後、恵王に仕え、国を支える人物として恵王に進言したようですが、恵王は身内可愛さで進言してきたのだと思っており、「(これまで自分を支えてきた)賢者公叔痤も身びいきをするなんて悲しいことよ、筋が通らない」と言ったという話です。
この後の話の方が面白いと思うので、よかったら探してみてください。