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有機物と無機物の定義は、元々は生体内で作られるものが有機物で、
その他の物質が無機物というものでした。
ですが、ドイツの化学者ウェーラーによりシアン酸アンモニウムから尿素を
合成されたことにより、この定義が崩れてしまいました。
この発見以降、新たな定義が必要となってしまい、生体内で作られるものには
大抵炭素があるので、後付で炭素があるものを有機物と呼ぶようになりました。
この炭素というものは、この世に存在する元素の中でも特別なものなのです。
炭素は鎖のように長くすることに制限はありませんし、途中で枝分かれすることも
できます。また、結合も単結合、二重結合、三重結合と多様な結合方法を持って
います。そのため、炭素は様々な形状を構成することができます。
この炭素の多様性が故に生体において重要な役割を果たすことができている
といっても過言ではありません。
例えば、生体内のタンパク質、アミノ酸、DNA、生活に欠かすことのできない
プラスチック、石油。みんな炭素の持つ多様性があって成り立っています。
凄くよく理解できました、ありがとうございます!