✨ ベストアンサー ✨
コロケーションというのは、単語と単語の自然な結びつきのことです。
たとえば
お風呂に入る は take a bath
決断する はmake a decision、
みたいな動詞と名詞の結びつきとか、動詞と前置詞の結びつきとかもそうです。
naturallyとlearn to do について言っているのは、要はlearn to doは意識して学び取ることを言うのだから「自然に」ではないということです。
私が質問したことについてどちらとも回答していただきありがとうございます!まとめて返信失礼致します。
なるほど、コロケーションってそういう意味だったのですね、理解出来ました!
修飾について、とても詳しい解説改めてありがとうございます🙇♀️文修飾とit〜that構文に深い繋がりがあるというのはとても納得がいきましたし勉強になりました。ベストアンサーに選ばせていただきます!
語修飾と文修飾ですが、
日本語の訳だけ辿って考えているレベルではあんまり理解できないとおもいます。
質問者さんの質問にあった副詞naturallyを例に説明します。
①That chemical occurs naturally in fruit
「その化学物質は果物の中で自然に発生する」
「自然に」という言葉は「[自然に]〜する」というように動詞を修飾しますよね。つまりこの意味のときのnaturallyは動詞(=単語)を修飾しています。
使い方を細かく分析すると
その動詞で表される動作が、自然だった、あるいは生まれ持ったものだった、というふうに、
【その動作がどんなふうに行われているのか、様子や状態(合わせて「様態」といいます)を付け加える】のが、
語修飾(今回は動詞修飾)の副詞の役割です。
①の文では
「果物の中で化学物質が発生する」様子を「自然に」と、付け加えてるわけです。
naturallyはこれとは別に、文修飾という用法があります。
先に言っておきますが、全ての副詞が語修飾と文修飾の両方の用法を持つわけではありません。今回はたまたまです。
語修飾しかしないものもあるし、文修飾しかしないものもあります。
②Naturally, the earthquake caused a lot of damage
当然のことながら、その地震は大きな損害をもたらした。
この「当然のことながら」は、
日本語の文法だと、「[当然のことながら]もたらした」だから、動詞を修飾してるじゃん
と思ってはダメなんです。
なぜかというと、この「当然のことながら」は動作の様態を表しているものではないからです。
この文でいうと、
「地震が被害をもたらした」様子が「当然」というわけではなくて、
「地震が被害をもたらした」ことを、この文を発話してる話し手が「当然だ」と考えているんです。
だから②の文は
②a) It was natural that the earthquake caused a lot of damage.
②b) I thought it natural that〜
と言ってるのに近いわけです。
つまり
【その文の内容について、話し手の認識・判断・評価を付け加える】というのが文修飾の副詞の用法です。
ちなみに文修飾副詞の多くが、
-lyを抜いて形容詞に直して、it〜that構文で書き換えることができます。
また、it〜that構文を取ることができる形容詞と取れない形容詞がありますが、その判断は -lyを付けて副詞に直したときに文修飾副詞になるかどうかです。
文修飾副詞とit〜thatの構文には深いつながりがあるということです。