化学
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ダニエル電池の中で素焼き板やセロハンの役割として
・二つの水溶液が簡単に混ざり合わないようにするため
・イオンが移動できるようにするため
と習いました。
硫酸亜鉛水溶液がプラスに硫酸銅水溶液がマイナスに偏っていくので平行を保とうとするため亜鉛イオンが硫酸銅水溶液に、硫酸化物イオンが硫酸亜鉛水溶液に移動することはわかったのですが、なぜ偏ってはいけないのでしょうか?
それぞれの水溶液でプラスマイナスの偏りが生まれることで何が問題なのでしょうか?
ご回答よろしくお願いします

ダニエル電池

回答

✨ ベストアンサー ✨

簡単に二つの溶液が混ざると、亜鉛板の部分と銅イオンで電子のやり取りとなり、電子が、正極の銅板に行かなくなり、電池にならなくなるため🙇

すらいむ

回答ありがとうございます
二つの溶液が簡単に混ざってはいけない理由はわかったのですが、それぞれの溶液で電気的な偏りが生まれることの何が良くないのか教えていただきたいです

🍇こつぶ🐡

ダニエル電池は、亜鉛が溶け、亜鉛イオンになり、銅イオンが亜鉛板に移動する。素焼き板やセロハンで仕切る訳ですが、亜鉛イオンが溶け、銅板側に移動すると溶液中に、マイナスの硫酸イオンがたくさんある。すると、電子を投げて銅イオンが受け取るため、セロハンが必要です。硫酸イオンを動かして、銅イオンを亜鉛側に動かしやすくします。
反応が進むと、負極では亜鉛がどんどん電子を投げて亜鉛イオンになり、正極では銅イオンがどんどん電子を受け取ってどうになります。
この状態では、亜鉛は電子を投げにくいのです。だって、負極に電子を欲しているZn2+という陽イオンがいて、投げる相手には電子で満たされているSO42-が居るから。
こういう状態だとどんどん起電力が下がります。
そうすると、電流が流れにくくなってしまう。だから、陽イオンの亜鉛イオンは銅板の方へ、陰イオンの硫酸イオンは亜鉛板の方へお互い移動するための役目を素焼き板はしています。偏ると電流が流れにくくなる。

🍇こつぶ🐡

負極をプラス側に、正極をよりマイナス側に寄せてしまい、起電力をなくしてしまう偏り。したがって電荷の偏りはイオンの移動で解消しないとだめ。

すらいむ

わかりやすい説明、本当にありがとうございます!
納得しました!!

🍇こつぶ🐡

わかりやすい説明
>よかったです🙇

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