回答

図1から、図1を記録した地点の初期微動継続時間を読み取ります。
初期微動継続時間とは、P波とS波が到達する時間差です。図1で、P波が到達した時刻は5時52分50秒、S波が到達した時刻は5時53分10秒だとわかるので、その差である20秒がこの地点の初期微動継続時間です。
今度は、図2から震源からの距離とその地点の初期微動継続時間を読み取ります。
図2の80kmの地点では、地震発生の10秒後にP波が、20秒後にS波が到達しているので、20-10=10より初期微動継続時間は10秒だとわかります。
なので、初期微動継続時間が2倍の20秒である地点の震源からの距離は80kmの2倍で160kmとなります。

ここで、図2を見ると、震源からの距離が160kmの地点には、P波が地震発生から20秒後に到達したことがわかります。
したがって、5時52分50秒の20秒前である5時52分30秒が地震の発生時刻となります。

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