＿細かい違いに拘らなくても、問題は解ける筈です。取り敢えず、3つとも同じと考えて構いません。
＿｢共生できる社会｣と｢共生社会」との違いは殆どありません。但し、｢共生できる社会｣は、出来る・出来ないの考え方を持ち出しているので、共生出来ないのは政府が悪い、出来る様に環境を整えろ、と言う考えが入っています。｢共生社会」は、目標としての高い理想のしての｢共生社会」から、取り敢えず押し込めて、一緒に生活しろ、一緒に生活すればそれは｢共生社会」に他ならない。色々な問題は生活しながら一緒に考えよう、といった現実的な意味まで、の幅広い意味を持ちます。また、｢共生できる社会｣・｢共生社会」は、異文化・多文化だけではなく、障碍者・疾病者(精神病疾患を含む)等のあらゆるギャップを(本来は)含んでいます。それに対して、｢多文化共生」は、文化によるギャップだけを特に取り出しています。
