回答

✨ ベストアンサー ✨

まずCについては前線を伴っているので低気圧と判定できます。A、B、Cの3つの領域のうち、最も気圧が高いのはBです。よってBは高気圧です。A領域はB領域に比べて気圧が低いので、低気圧と考えられます。

図は『一般気象学』という本からの図ですが、地上で低気圧、高気圧ができるとき、上空で偏西風が波打つ様子が示されています。図の250〜500hPaの等高度線に沿って波を描く様に風は吹き、波の山に当たる部分は「気圧の尾根」で地上では高気圧に対応し、谷に当たる部分は「気圧の谷」で地上では低気圧に対応します。言い換えると、地上では高気圧の後ろには低気圧があり、低気圧の後ろには高気圧があるのです。

問題の場合、A、B、Cの領域はだいたい同じ緯度にあり、上空で図の様な波があると考えると、AからCへ「低気圧→高気圧→低気圧」という気圧配置になるのです。春や秋によく見られるパターンです。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?