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(11)
露点: 水蒸気が水滴に変わり始める温度
「水温が14℃のときコップ表面がくもり始めた」という文に注目。コップ表面がくもるのは、コップ表面に水滴が現れたから。
(12)
湿度: 飽和水蒸気量に対する現在の水蒸気量の割合
湿度=空気に含まれる水蒸気量/飽和水蒸気量
飽和水蒸気量は気温から求められる。
「実験室の室温は25℃であった。」
現在の水蒸気量はどうやって求めればいいだろうか。
ヒントは「露点」。
水蒸気が水滴に変わる理由は、空気中の水蒸気量は飽和水蒸気量を超えられないため。飽和水蒸気量を超えた分の水蒸気が水滴に変わる。
露点を境に水蒸気が水滴に変わり始めることを考えれば、飽和水蒸気量が現在の水蒸気量とちょうど同じになる気温が露点であることがわかる。
したがって、
現在の水蒸気量=露点での飽和水蒸気量
という関係が成り立つ。
(13)
飽和水蒸気量を超えた分が水滴に変わる。
気温の変化で、空気中の水蒸気量は変わらないが、飽和水蒸気量が変わることに注意。
(14)
11と同様、露点の話。
気温を下げても空気中の水蒸気量は変わらないが、飽和水蒸気量が変わることに注意。
飽和水蒸気量が空気中の水蒸気量とちょうど同じになる気温が露点。
露点がもっとも低いのはA,B,C,Dのうち、どの空気か。
言葉の理解とグラフの読み取りが重要です。
湿った空気と乾いた空気を想像できるでしょうか。空気の湿りや乾きは空気中の水蒸気の量が関係しています。お風呂とかはお湯が蒸発して水蒸気になりやすいので、水蒸気量が多く、湿った空気になります。逆に寒い冬とかはあまり水が蒸発せず、乾いた空気になりやすいですね。
お湯を沸かすと水が温められて、水蒸気になります。料理をするとわかるかもしれませが、加熱によって水気が飛んでいく感じですね。でも水は消えてなくなったのではなく、水蒸気に変わって空気中を飛んでいるのです。
冷やしてやると空気中を飛んでいた水蒸気は水に戻ります。普段、空気中を飛んでいる水蒸気は目に見えませんが、水は目に見えます。水蒸気が水に戻ると、今まで見えなかったものが見えるようになるので、急に現れたように思えて驚きます。冷えたコップの表面の水滴とかそうでしょう。この水滴はどこから来たのかといえば、さっきまで空気中を飛んでいた水蒸気なのです。
ありがとうございます。!
やってみたら、とけました!