グラフは相対速度が傾きで変数を時間xとおいた一次関数です
つまり傾きは兄と妹間の相対速度によって決まります
兄から見た妹の速度が0になった時(兄と妹が横に並んだ時)に傾き0、すなわちy=0となります。
また、兄から見た妹の相対速度は12≦x≦ウの間では常に一定であるから
兄から見た妹の相対速度)妹の速度-兄の速度=60-90=-30
相対速度が負の値ということは、兄から見たら妹は30m/sの速さで近づいているかのように見えるということです。
それか、グラフから傾きは負なので
-|速度の差|とおいても良いです。相対速度は速度の差に正か負をつけたものなので、グラフから読み取ればこれでもいけます。
上で説明したこと(高校物理1年の範囲だが)が全部省かれているから中学生には完全にこの問題を理解するのは難しいと思います。ただこれは私立高校の入試問題なので文句は言えませんね。