日本史
高校生
解決済み

五品江戸廻送令についてです。江戸の問屋を経て輸出することによってどのような効果を狙っていたのですか?また、イマイチ問屋の役割が分かっていないので教えて下さい。

回答

✨ ベストアンサー ✨

問屋とは
仲介業者みたいなかんじです!生産者は商品を問屋に売ります。そしてその商品を問屋が店に売ります。そして店が商品を市民に売ります

背景
当時、5品(雑穀、水油、蝋、呉服、生糸)は海外に輸出した方が高く売れたため、それらの生産者たちの多くは日本で売るのではなく輸出をしていました。そのせいで5品が国内で品薄状態になり物価が高騰しました。

目的
品薄や物価の高騰を抑える

内容
5品は必ず江戸を通してから各貿易港へ送り貿易を行うこと。つまり、江戸に商品が入った時に、江戸で消費されるであろう分を江戸に保管し、残った分を各地へ送るという仕組みです。つまりはこの工程で幕府が輸出量を調整しているのです。しかも、江戸で商品をある程度保存しているおかげで品薄にもならない、というわけです。なんでこんな回りくどいことをしているかというと、外国が怖いからです。通商条約を結んで自由貿易を約束していたし、当時は諸外国の圧力に幕府は抵抗できなかったので、おおっぴらに、外国と自由に貿易するな!と言えなかったんです。
まあしかし、江戸を通さずに貿易をした方が儲かるので従う人はあまり多くなかったようで、効果はあまりなかったようです。先程も言った通り諸外国の目もあるので従わない人々の処罰もしにくいわけです。

詳しい説明ありがとうございました😭😭おかげさまで問屋の意味も理解することができました!

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回答

一度江戸の問屋に卸すことで、江戸での必要量を確保し、物価の上昇を抑えようとしたそうです。
つまり、余った分だけを輸出しようとしたみたいですね。
しかし、商人にとっては、外国に卸したほうが得であることと、
外国人の圧力などもあって、この政策は失敗に終わっていますね。

ご回答ありがとうございます!+αの知識まで😭😭理解することができました!ありがとうございました!

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