下二段活用はe e u uる uれ eよ(未然、連用、終止、連体、已然、命令)で終止形はuです。なので萌え出づとなります。ちなみに問題文は春(体言)についているので連体形でuるすなわち萌え出づるになってます!
古文
高校生
4番 萌え出づる春に
萌え出づるの終止形が何故「萌え出づ」となるのか教えて欲しいです。
◆傍線部の動詞の終止形と、活用
ここち
雪にも越ゆる心地ぞする。
雪にも越える気持ちがする
+
2 かの大岩、蹴れども動かず。
あの大岩は、蹴るけれども
ちょ
3 千代へたる松にはあれど、
千代を経ている松ではあるけ
4 萌え出づる春に、
萌え出す春に
よ
5 山も海もみな暮れ、夜ふけて
山も海もみな日が暮れ、夜
6 「かく思ふなりけり」と心得
「このように思うのであった
7
あらむかぎりの力にて蹴上
あるかぎりの力で蹴れ。
の行と種類
下一段活用
下二段活用
えなさい。
100 夜ごとに人を
解
説
ヤ行下二段活用 連体形 体言 「心地」の上なので連体形
カ行下一段活用
已然形「蹴る」はカ行下一段
寝 来
to
ハ行下二段活用
連用形
4 萌え出づ ダ行下二段活用
連体形 体言「春」の上なので連体形
ラ行下二段活用 連用形「連用形、」の形=連用中止法
ア行下二段活用 連用形「得」「心得」はア行下二段
カ行下一段活用命令形 命令形が「蹴れ」で
1
毎夜、人を据え置いて守らせたので
終止形 活用の行と種類 活用形
2 る
3
5
暮
る
7
evi
6 心得
|蹴る
8 告ぐ
得う
経
は終止形
回答
古文では、基本、現代語の上一段活用、下一段活用の「〇〇る」は、「る」を消してその上の文字をウ段にします。
例)落ちる→「る」を消して「ち」をウ段に→落つ
これに当てはまらない、古文での上一段活用、下一段活用の動詞は暗記していると思います。
よって、出でる→出づ となります。
また、「ず」をつけると「萌え出でず」となることから、下二段活用(e、e、u、uる、uれ、eよ)であるとわかります。
さらに、「萌え出づる」は「春」という名詞を修飾していることから連体形(活用表の「uる」に当たる)だと分かるので、終止形は「萌え出づ」です。
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