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雲ができるという事は相対湿度が100%であり、この間、空気のかたまりの水蒸気は変化しません。しかし降水が伴う場合、空気のかたまりは降水によって水蒸気量を消費します。それがこの問題の要点です。

まず麓で湿度62%の空気塊は、上昇することによって気温が下がります。この間「水蒸気量は変化しない」と条件にありますが、気温が下がると飽和水蒸気量も小さくなるので、相対湿度は結果的に高くなります。800mで雲ができるので、800mで湿度100%になるのです。

図8によれば800〜1200m地点は雨が降っているように見えます。もしこの間で降水がなければ水蒸気量は変わりません。降水がある場合、空気塊は雨を降らせて水蒸気量を消費し、結果として湿度は減少、熱くて乾いた風となって反対側の麓へ降りていきます。これがフェーン現象です。

あとは正しい選択肢を選んでください。

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