化学
高校生
解決済み

沸騰と蒸発は、違いますが、なぜ、融点と蒸発点ではなく、
融点と沸点なのでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

沸騰→液体内部で気化
蒸発→液体表面で気化
する現象です。

沸点は条件を揃えれば物質によってある温度が決まっています。
しかし、蒸発する温度は決まっていません。
正確にはどのような温度でも液体は蒸発しています。

例えば水は15℃でも蒸発しています。
繰り返しになりますが、気体の表面から高エネルギーの水分子が外に出てくることはどのような温度でもあります。
蒸発量が少なすぎて湯気など目視できないだけです。

したがって、蒸発点という温度を定めることはできません。

はな

回答していただき、ありがとうございます!
気液平衡が起こっているために、蒸発点は定まらないのでしょうか?

そうですね、液体の体積が変化しない時は液体表面で蒸発と凝縮が同じ量だけおこる気液平衡になっています。
もちろん気液平衡ではなく、蒸発の方が多い時または少ない時でも結局蒸発は起こっています。

はな

ご丁寧に回答していただき、ありがとうございます!
とても、分かりやすかったです。

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