✨ ベストアンサー ✨
wanted to have doneに限らず、完了形の不定詞(完了不定詞)で
述語動詞よりも【前】の時
を表すことができます!
つまり、今回であれば
過去形wanted
で表される「過去」よりもさらに過去(さらに以前)を
完了不定詞have done
で表しているわけです。
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さほど難しい話ではないので、この説明でもご理解いただけたのではないかと思いますが、「例文を」とのことなので一応示しておきます。
述語動詞と不定詞が表す時の関係は、以下の4通りが考えられます。
①He seems to be sad.
②He seems to have been sad.
③He seemed to be sad.
④He seemed to have been sad.
完了不定詞は、述語動詞が表す時よりも「前」のことを表すことができますから、例えば②であれば
「彼は(以前)悲しかったようだ」
みたいな意味になりますね。
「この形だからこう」と当てはめるような訳出は望ましくありません。
文意に促して適切なものを採択しましょう!
例えば
I wanted to have finished the homework, 〜.
といった文であれば「宿題を終わらせておこうと思っていたのだが、〜」というように訳出すると自然だと思います。
このように、
・intend
・hope
・want
・expect
のような「期待・願望・意図」を表す動詞の過去形とともに使う場合、実現されなかった計画や予定を表すことができます。
先ほどの文でしたら、ニュアンス的には
「宿題を終わらせておこうと思っていた(けどできなかった)」
といった具合ですね。
ではwanted to have doneだと、過去に〜したことを欲しかったという意味になると思うのですが、どのように訳すのが良いいのでしょう?