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気象庁が提供する『気象観測の手引き』によれば、次のような記述があります。

5.2.1 乾湿計(乾湿球湿度計)
2本の同じ規格のガラス製温度計を隣り合わせて取り付け,一方の温度計は通常の気温観測のとおりそのまま(乾球)とし、もう一方の温度計はその球部をガーゼで覆い湿らせ(湿球)両方の温度計の温度を測定して,これから湿度を求める方式の湿度計である。それぞれの温度計はその球部の状態から,乾球温度計及び湿球温度計と呼ばれる。乾球温度計の示す温度が気温であり,乾湿計を使えば気温と湿度を同時に観測できる。
湿球の表面では水分が蒸発して気化熱が奪われ,湿球温度が下がる。空気が乾燥しているほど蒸発の程度は激しく湿球温度の降下が大きく,逆に湿っているときは降下は小さい。乾球と湿球の温度差から経験式を用いて蒸気圧を算出し,これから湿度あるいは露点温度を求める。この場合,蒸発の程度は気圧にも影響されるので,高精度に湿度などを求めるにあたっては同時に気圧の観測が必要である。
(『気象観測の手引き』23項より引用)
※「蒸気圧」は「水蒸気量」と考えてください。

これを基に考えてみましょう。

◆(2)解説
①: ㋑低い
上記引用元より、周囲の空気が乾燥しているときほど水蒸気は蒸発しやすくなります。

②: ㋒周囲から熱をうばう
前掲の資料より「湿球の表面では水分が蒸発して気化熱が奪われ」とあるように、水蒸気が蒸発するときはその周りの気温が下がる性質があるのです。これを利用して水蒸気量を測定しようという装置です。

◆(3)解説
乾湿計は通常、左側に緩急温度計、右側に湿球温度計を搭載します。目盛りは1℃単位の為、図2によれば乾漆温度計では22℃、湿球温度計では17℃と読み取れます。この温度差は5℃であり、5℃のときの湿度は湿度表より54%であることが分かります。

じょう

補足。

実際の読み取り方は画像を参照してください。

(3)は何やら変換間違いが多いので、再掲します。

◆(3)解説
乾湿計は通常、左側に乾球温度計、右側に湿球温度計を搭載します。目盛りは1℃単位の為、図2によれば乾湿温度計では22℃、湿球温度計では17℃と読み取れます。この温度差は5℃であり、5℃のときの湿度は湿度表より54%であることが分かります。

しい

凄くわかりやすいです!ほんとに助かりました!ありがとうございます!!😭

じょう

(3)の解説に訂正がございます(重要)

乾球温度は22℃なので、湿度一覧は22℃の行から読み取ってください。
画像の通りです。
よって答えは58%です。

お詫びして訂正します。申し訳ないです。

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