日本史
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なんでヤルタ会議でソ連の対日参戦することを決めたんですか?

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①WWⅡを早く終わらせたいから。
当然、戦後の主導権をこの3国が取るとして、ぐだぐだ戦争を続けても意味がないので、さっさと世界大戦を終えたいから。
イギリスは、対ドイツ戦で疲れている。
アメリカの国民は、ヨーロッパの戦争が終わったから、日本との戦争はどうでも良いと思っているので、国民が戦争のやる気をなくす前に、アメリカ政府は、戦争を完勝で終えたい。

②ソ連(ロシア)は火事場泥棒に定評がある。
彼ら的には、モンゴル帝国(元)に攻められたトラウマがあるので、攻められないためには、国土を広くして防衛線をより遠くで展開させたいという、防衛上の観点から領土を膨張しようとする意志が無意識にでてしまう。
ウラル山脈くらいしか、防御に適した地形がないので、独ソ戦でも(古くはナポレオンや、モンゴル帝国でも)、焦土戦で、自分の国の多くが、戦場になってしまう。

★それと、大国としての野心ですよね。
だから、日ソ不可侵条約があるから、外交上は、期限が切れたら侵攻したいけど、条約の効力があるから、世界平和のために、(早くWWⅡを終えたいという)他国から要請があったから、戦争に参加するという大義を得れた。

③日露戦争で、領土を日本にとられているし、そのやり返しもあると思います。

④独ソ戦で、焦土戦を展開したので、国力を取り戻すためにも、極東の利権が欲しい。

⑤どさくさに紛れて、千島列島(北方領土)をとったのですが、ソ連的には、本当は、北海道まで占領したかった。
このことは、千島列島にいた日本陸軍の士魂戦車隊が、8/15の無条件降伏を受けて武装解除(戦車から砲弾を降ろしていた)していたが、再度装備し、上陸してきたソ連軍に応戦したため、時間稼ぎができ、北海道にアメリカ軍が上陸したので、ソ連軍の北海道上陸はかなわなかった。
ソ連(ロシア)は不凍港を求め、領土を広げていく歴史がある。ま、冬に凍って使えなくなる港では、色々、不便ですからね。

⑥満州でのソ連軍の進撃は、電撃作戦(ドイツ)→縦深攻撃(ソ連)と進化してきた戦車機甲師団+空挺部隊(パラシュートによる事前の敵地の要衝への歩兵の進軍)の集大成といえる機動戦(作戦)でした。日本軍が弱体化しているので、圧勝して当然と言う意見もありますが、その部隊の運用については、WWⅡの地上作戦の集大成という感じでしたね。

❼そして、戦後、米ソ冷戦に突入していく。
そのために、極東で有利な条件を欲しいし、疲弊した国力は、日本軍(人)のシベリア抑留で、シベリアだけにとどまらず、日本兵を強制労働させ続ける。
シベリア抑留もホントは、国際法×な事でも、なりふり構わずソ連はするんですよね。

第二次世界大戦 士魂部隊 千島列島 満州 シベリア抑留
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