理科
中学生
会話文のdに当てはまる地層を選ぶという問題です。解説を詳しくお願いします。(ちなみに解説の74+3=77の所から分からなくなりました。)
地点でのボーリング調査の結果をもとにつくられた柱状図である。
図I中にかかれている曲線は等高線であり,等高 図I
山央
線上の数値は標高を表している。
.AからみてB, Eはいずれも真南に位置しており、
75m
70m
AB 間の距離と BE 間の距離は等しい。
-80m
B
D
.BからみてC, D はいずれも真東に位置している。
E
*15m よりも深い部分を含めた各地層の厚さは, 地
図I
表に露出している地層を除き, A~D のいずれにお
A
0m
B
C
泥岩層
いても、同じであった。
ャ…
|砂岩層
*火山灰層Qは、
過去に起こった火山の大噴火の
(あ)
|れき岩層
際に、広い範囲にわたってほぼ同時に火山灰が降
火山灰層Q
10m
り積もってできた地層である。
火山灰層R
*火山灰層Rは、 火山灰層Qが堆積した時代とは
の
石灰岩層
15m
別の時代に起こった火山の大噴火の際に, 広い範
囲にわたってほぼ同時に火山灰が降り積もってできた地層である。
【原先生と岸さんと島さんが行った野外観察で分かったこと】
この地域の複数の地点で地層の傾きを調べた結果,東西方向には地層の傾きはなく,南北方
かく
山広層Qの上の砂岩層においても、火山灰層Qの下の砂岩層においてもビカリアの化
の
石が発見された。
日
5
地表からの深さ
原先生:CとDでは, ボーリング調査の結果, 火山灰層Rが見つかりましたが, Bでは地表か」
下が入れ替わるよう
下線部のより、火山灰層 Qが堆積した時代は, とどの地質時代(地質年代)であったと考えら
ア 火山灰層Qを堆積させた大噴火が,火山灰層 Rを堆積させた大噴火よりも後に起こった。
(3) 地層中に含まれる化石を手がかりにすると, その地層が堆積した時代や,堆積した当時の環境
されたすべての地層について, 堆積し
な大地の変動は起こっていないものとする。
記号(アイ)理由(
を知ることができる。
れるか。次のア~ウから一つ選び, 記号を○で囲みなさい。(アイゥ)
ウ 新生代
ア 古生代
ィ 中生代
ビカリアのように,地層が堆積した時代がいつごろかを知るのに役立つ化石は何と
いるか、書きなさい。(
【原先生と岸さんと島さんの会話】
岸さん:図Iより, AとBのそれぞれにおける地表面の標高を比べると, Bの方が「a l..
高くなっています。 また, 図IIより, AとBのそれぞれにおける泥岩層と砂岩層との境
界面の地表からの深さを比べると, Aの方が m浅くなっています。
原先生:そうですね。 AB間に断層などによる地層のずれがないと仮定すると, AB間の地層は
南北方向に傾いていると考えられますね。
岸さん:はい。AB 間の地層は。 [ア 南 イ 北] にいくにしたがって低くなる向きに傾
いていると考えられます。これは,野外観察で分かったこととも一致しています。 Eの
地表に図II中に示された地層のいずれかが露出しており, AEI
のずれがなく,また, 地表に露出している地層を除いたすべての地層について, それぞ
新層などによる地層
れの厚さがA~Eの各地点で同じであると仮定すると, Eの地表に露出している地層は
【ウ 泥岩層
エ 砂岩層
オ れき岩層
カ 火山灰層QJ であると考えら
れます。
原先生:そのとおりです。 ところで, CD間のある地点で南北にのびる断層を境に地層がずれ
ているようすが観察されましたね。ということは,過去にこの地域で。地震が発生し、
CD 間のある地点で観察された断層を境に地層がずれたと考えることができます。 CD
間において, 東西方向には地層の傾きはなく, 地層が上下方向にだけずれたと似定す
と、断層の西側に位置するCと東側に位置する Dでは地層が上下に何mずれていると
考えられますか。
島さん:図Iと図Iより, CとDのそれぞれにおける地層の境界面の高さを比べると、
層がDの地層に対して。[キ 上向き
ク 下向き]に m
ずれていると考え
られます。
ら何m垂直に掘り進めば, 火山灰層Rが現れると考えられますか。
2(解き方(1) () 西風は西から東にふく風なので、火山灰は火山の東側に流される。
(2) 地層は下の層ほど古いので、 図Iより、火山灰層 Qの方が火山灰層 Rよりあとにできたとわかる。
(3) ビカリアは、新生代を代表する示準化石。
(4) O 図1より、地表の標高は, A 地点が75m, B地点が80mなので, 80 (m) - 75 (m) = 5(m) 泥岩等
と砂岩層との境界面の地表からの深さは, A 地点が4m, B地点が6mなので, 6 (m) - 4 (m) = 2(m)
泥岩層と砂岩層との境界面の標高は,A地点が,75 (m) - 4 (m) = 71 (m), B地点が, 80(m)-6 (m =
74(m)よって, A地点はB地点の北側にあるので, AB間の地層は北にいくにしたがって低くなる。 @ ©
より、A地点とB地点の泥岩層と砂岩層との境界面の標高の差は, 74 (m) - 71 (m) = 3 (m)なので, E地
点の泥岩層と砂岩層との境界面の標高は, 74(m) + 3 (m) = 77 (m) E地点の地表の標高は 75mなので,
E地点の地表は、泥岩層と砂岩屋との境界面より, 77 (m) - 75 (m) = 2 (m)下になる。よって, E地点の地
表に露出している地層は, 砂岩層。 ©·① 図I·. 図Iより, 砂岩層とれき岩層との境界面の標高は. C地点
が、75(m) - 8 (m)=D 67 (m). D地点が, 70 (m) - 5 (m)= 65 (m) よって, C地点の地層は D地点の
地層に対して,上向きに, 67 (m) - 65 (m) = 2 (m)ずれている。 ③C地点の火山灰層 Rの上端の標高は,
75(m)- 12(m) = 63 (m) BC 間の地層は傾きがなく, 断層もないので, B地点の火山灰層 Rの上端の標
高も 63m になり, B地点の火山灰層 Rの地表からの深さは, 80 (m) - 63 (m) = 17 (m)
(5) O (i) 表Iより, 観測点Xの初期微動継続時間は, 13時57分 02秒- 13時56分 58秒= 4(秒) 初期
微動継続時間は震源からの距離に比例するので, 観測点Yの初期微動継続時間は, 4(秒)×
42 (km)
28(km)
=6
(秒) よって、13時57分00秒+6秒=13時57分06秒 (i}観測点Zの初期微動継続時間は, 13時57
分12秒- 13時 57分 03秒= 9 (秒) 震源からの距離が28kmの観測点Xの初期微動継続時間は 4秒なの
9(秒)
で, 28(km)×
= 63 (km) の 観測点X とYの震源からの距離維の差は, 42 (km) - 28 (km) = 14
4(秒)
(km)、観測点XとYのP波の到達時刻の差は、 13時57分00秒- 13時56分58秒= 2秒なので, P波
14(km)
2(秒)
の速さは、
7(km/秒) 震源からの距離が28kmの観測点XにP波が到達するのにかかる時間
ニ
28(km)
は、
7(km/秒)
: 4 (秒) よって, 地震が発生した時刻は, 13時56分 58秒-4秒= 13時56分54秒
【答】(1)(i) イ (i) エ (2) (記号) ア (理由) 火山灰層 Qの方が火山灰層 Rよりも上にあるから。(同意可)
(3) 0 ウ 2 示準化石 (4) @ 5 ⑥2 ©イ ①エ キ 2 @ 17 (5) ① (i) 13 (時) 57 (分) 06 (秒)
③ 緊急地震速報
(i) 63 (km)② 13 (時) 56 (分) 54 (秒)
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