回答

様々な工夫がありますよ!
一つずつあげていきますね☺️
①故郷の様子
回想の場面では『紺碧の空に金色の丸い月が懸かっている。その下には海辺の砂地で見渡す限り緑のすいかが植わっている。』と描写されています。印象としては色彩があり明るい感じがありますよね。対して現在の場面では『わびしい村々が些かの活気もなくあちこちに横たわっていた。』あります。私の覚えていることはまるでこんな風ではなかったと書いてあることから語りてもこの変化に気づいています。現在の場面では色彩が無く回想の場面と色の対比が生まれています。このことからここでは色彩の変化を利用して状況描写の色彩を使って効果的な伝え方をしています。
②人物について
故郷の話の中にはヤンおばさんという人物が出てきますが、彼女は何のために登場したのでしょうか?それは回想の場面から現在の場面へ至るにいたって貧乏になってしまったことを表していると思います。それは彼女個人の問題ではなく国全体としての問題であることがルントウの様子から見ても伺えます。語り手はお金に困っている様子はありませんがここにいる人々はお金に困っている様子がわかりますね。これがそれぞれの人物がいることで作品内の状況がわかることにつながります。
③私、ルントウ、ホンル、シュイションの対比
話を読んで分かる通りこの四人の状況はとても似ています。私とルントウは身分や階級の差が生まれたことによって昔は身分を気にすることなく会話ができたが大人になるにつれ身分を気にしなくてはいけなくなったために他人行儀な態度になってしまいました。ホンル、シュイションもこのまま大人になってしまえば語り手達と同じような状況になってしまいます。語り手はこの関係をうまく利用してこの先この国がこうなって欲しいという願望を聞き手に分かりやすく伝えていますね。

こんな感じでしょうか?
私もこの単元をやったのはずっと前なので間違っている部分があったらすみません😅
参考になれば幸いです〜!😌

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