理科
中学生
解決済み

高気圧(1016)のところと低気圧(988)のところでは
1なぜ高気圧と低気圧ができるのかと、
2これらができることによってどんな影響があるのかを教えて欲しいです!
(青ペンの文字は間違えて逆に書きました🙏
気にしないでくださいw)

1008 1002 1010 1010 1014 1016 1012 1012 1008 1014 1004- 1012 B -1,000- -966- 992 988 1010 ,1010
中学生 理科 気圧

回答

✨ ベストアンサー ✨

FRさん。

まず、高気圧や低気圧が発生する理由を考えるには、上空で何が起きているのかを考える必要があります。一応、ここでは988hPaの低気圧が台風または熱帯低気圧でないことを前提に解説します。

低気圧、高気圧の役割は、南北の温度差を弱めようとする事にあります。南北間である一定の温度差が生じた時、上空の偏西風が波動を起こすのです。極端に言えば、例えば北海道で気温が-20℃、沖縄で気温が40℃だったとする場合、この60℃分の温度差を解消する為に波動が生じるのです。これを傾圧不安定波と呼び、温帯低気圧や移動性高気圧はこの波動によって北海道が寒くなり過ぎない様に、あるいは沖縄が暑くなり過ぎない様に温度調整しようという地球の活動なのです。

図を引用します。昔私が気象予報士試験の勉強で使ったテキストと自作で作ったノートからです。
一つ目の図の「気圧の谷の軸」に注目してください。ここを境に、気圧の谷の東側で暖かい空気が上昇気流となり地上に低気圧が生じています。西側は逆に、冷たい空気が下降気流となり高気圧が生じています。この様に、温帯低気圧は気圧の谷の軸が地上低気圧の中心に対して西側に傾く程、発達傾向にあるのです。その発達理論については、二つ目のノートを見てください。

質問にある気圧配置を見ると、太平洋側に低気圧、日本列島を高気圧が覆っているので、上空で図で示した様な波動が起きているのがイメージできるかと思います。もし太平洋の低気圧が今後も発達するのなら、気圧の谷は低気圧中心の西側のB点〜C点の位置にある事になります。すると、1016hPaの所は高緯度(北海道方面)からの冷たい空気により気圧が高くなり、988hPaの所は低緯度(赤道方面)からの暖かい空気が流入し気圧が低くなります。この時の季節までは分かりませんが、日本列島を覆う様な移動性高気圧がある時期と言えば春や秋によく見られる気圧配置です。

以上、長くなりましたが、1、2の質問に纏めて答えてみました。
話は難しかったでしょうか。
質問があれば、どうぞ。

夢能中学生R

例えなど使っていてすごくわかりやすかったです!ノートもありがとうございます😊
本当にご親切にありがとうございます!
いま中学生2年生でこの範囲をしていまして、
いま一旦疑問は解消されました!
また気圧や天気について疑問があったら聞かせてほしいんですがよろしいでしょうか?

じょう

お気軽にどうぞ。
回答をご覧いただき、ありがとうございました。

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