国語
中学生
解決済み

係り結びとは何ですか?
分かりやすく説明お願いします🙇‍♀️🙏

回答

✨ ベストアンサー ✨

日本語には、係助詞という種類の助詞があります。具体的には、「ぞ・なむ・や・か・こそ・は・も」があります。

助詞というのは、その前の部分がどのような役割を持つかを決めるものであると考えてください。格助詞は、その前の名詞が主語や目的語など、どんな機能をもつか(文法的資格というので格助詞なのです)をきめるものです。接続助詞は、前の節と後ろの節との因果関係や継起的連続などの関係性を示すものです。

係助詞に関しては、種々の語につき、「その前の単語や話題を文末まで続ける(あるいは、かかる:係るということもあります)」という機能を持ちます。「私は苺を食べます」といった文では、「苺を」は直後の「食べます」にかかりますが、同時に「私」という話題の提示(または範囲の限定)が、直後にかかるだけでは終わらず、文末の「食べます」まで継続している、ということになります。この働きをしているのは、「私」の後ろにある係助詞「は」なのです。

さて、古文では、このような「文末までかかる」ニュアンスを出すために、係助詞があれば文末の形を変えるという「係り結び」というものがあります。具体的には、日本語の文は文末に用言(動詞・形容詞・形容動詞)がきますから、原則的に活用すると考えられます。そこで、「ぞ・なむ・や・か」があると、文末は連体形、「こそ」があると文末は已然形(口語文法の仮定形は、元は文語文法の已然形でした。この話は長くなるので割愛しますから、知りたければコメントにて追記してください)になります。「こそ」が已然形である理由は、ほかの4つに比べて、「こそ」だけは成立の過程がある程度違うからです。「は・も」に関しては、係り結びは起こしません。

なお、「ぞ・なむ・こそ」は強意を意味し、「や・か」は疑問や反語を意味します。単なる強調ではありませんからご注意下さい。また、「は・も」は他の係助詞とくっつくことで役割を変えることがあります。すなわち、「やは・かは」のようになると、反語になりやすくなります。また、係り結びも常に成立する訳ではなく、省略や流れなどの場合もありますから、本来は注意しなければなりません。しかし、この辺りのことは高校の古典文法で詳しく学ぶでしょうから、今はその存在を認識する程度でも構わないでしょう。

ねこさん

詳しく説明して頂きありがとうございます!!!

この回答にコメントする

回答

竹取物語の場合、 なむ一筋ありける
↓→→→→→→↑

なむがけるに係っているから〈係り結び〉

なむ以外にも(ぞ、や、か、こそ)があります。
それはどれも強調するために使われます

ねこさん

ありがとうございます!!!

この回答にコメントする

なむ・・・ける になる古文文法の法則
↓→→↑
係り結び
(ぞ・なむ・や・か・こそ)→強調

になるもののことです!

ねこさん

「ける」が「なむ」によって強調されているってことですか??
『ぞ・なむ・や・か・こそ』にはそれぞれ意味はありますか?

何度も質問してすみません😭🙏🏻

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉