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(1) 上記DNA配列がセンス鎖のとき:
9文字目に開始コドンでありMet(メチオニン)をコードしている「ATG」がありますので、そこからから3つづつ翻訳して、
MET-THR-VAL-ARG-LYS-PRO-LEU-THR-CYS-[停止]
(アミノ酸の3文字表記法で書いています。[停止]は説明用です)

(2) 上記DNA配列がアンチセンス鎖のとき:
まず、対になるもう一方のDNA鎖(=センス鎖)の配列を書きます。5’側から3’に向かってアミノ酸配列に翻訳されますので、AとT、GとCがペアになるように書いたあと、左側に5’末端が来るように左右を反転させます。
5’-GGGTCAACATGTCAACGGCTTACGGACCGTCATAGCAGAAT-3’

こうしてできたDNA配列の9文字目に開始コドンである「ATG」がありますので、そこから3つづつ翻訳して、
MET-SER-THR-ALA-TYR-GLY-PRO-SER-[停止]

になると思います。

チャン

ありがとうございます。終始コドンはペプチド配列上では書かなくて大丈夫ですかね。ここで言うと、MET-THR-VAL-ARG-LYS-PRO-LEU-THR-CYS
で終わっても大丈夫でしょうか。それと、NとC末端の表記を加えて配列を示して頂けると幸いです。

けー

終止コドンは対応するアミノ酸が無いから、そこで翻訳が止まるということですので、ペプチド配列上では書かなくて良いと思います。

転写の際にはRNAが5'->3'の方向に合成され、5'->3'の方向にリボソームが翻訳し、アミノ酸をN末端->C末端方向に繋げていきます。ですので、
N末端-MET-THR-VAL-ARG-LYS-PRO-LEU-THR-CYS-C末端

N末端-MET-SER-THR-ALA-TYR-GLY-PRO-SER-C末端
です。
書き忘れてしまいましたが、生物では左がN末端側・右がC末端側になるように書きます。

チャン

分かりました。ご丁寧な解説、ありがとうございました。

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