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まず、interesting yesterday とならないのは、
この文は最上級を使った比較の文ですから、頭の中で「昨日の映画」を「おとといの映画」や「3ヶ月前の映画」「1年前の映画」などと比べて一番面白かった、と言っているということです。
そして、The yesterday movie とならないのは、
前置修飾と後置修飾の基本的な違いです。
高校生までの英文法の授業だと、「1語だと前から、2語以上は後ろから」とか説明されたりしますが、それは大ウソです。
前置修飾は「その名詞に内在する基本的な性質」だと話者が思うものが来ます。
後置修飾は「付け加え」です。
「その名詞の本質的な説明ではないんだけど、言っとかないと話が混乱するな」と判断して付け加えられるものです。
だから、
the movie yesterdayは「その映画は、(あ、「その」ってのは「昨日の」ってことね)」っていう感覚に違いです。
日本語でもそういう説明の仕方することありますよね。勢いで話しててあとから付け加えるようなこと。
昨日見た映画は、もっと前に見ても今日見ても明日見ても面白かったはずなので、「yesterday」という要素自体は、その映画にとって「基本的な性質」とまでは言えないんじゃないかと思います。
a round table
a young woman
a new bed
こういう前置修飾の形容詞は、名詞がもつ性質を表しています。この性質は「いつでも、常に」そうだということです。
関連するのですが、
同じ単語でも後置修飾っていうのは「一時的な状態」を表すときに使われて、前置修飾は「常にその状態」を表すことがあります。
よく例文で使われるのは available という単語です。
「利用できる」と訳します。
予約してない状態でホテルのフロントに飛び込みでたずねて、「空いてる部屋ありますか?」と聞くときは、
any available room と言わずに any room available と言います。これは「【いま】利用できる部屋」を聞きたい、ということで一時的なニュアンスになります。
もし、available room というなら「(その部屋の性質として常に)利用できる部屋」ということになるのですが、ホテルの部屋にそんなものありませんよね。よほどの上級国民ならあるのかもしれないけど。
なんで同じ単語でも語順によってこういう違いが生まれるのかというと、「前置修飾というのが、そういうものだから」です。「いつでも常に成り立つ、その名詞の本質的な性質」を表すのが前置修飾。
だから逆にいうと、yesterdayみたいなそもそもの意味が(昨日という)一時的なものを表す単語は、前置修飾に馴染まないのかもしれませんね。
時と場合によるので一概に言えないし、yesterdayを使っても前置修飾する場合もあると思うのですけど。
yesterday morning とか。
はぁあなるほど。
重ねてより詳しい説明をありがとうございます。
一時的性質が後置修飾、内在する本質的性質が前置修飾ですね!実際上手く使えるかは置いておいて、理解出来た気がします!
なぜ the movie yesterdayになるのかわかってスッキリしました。
ありがとうございました🙇💦
誤字すみません
感覚に違い→近い です