日本史
高校生
解決済み

①田地の耕作をするのが田堵ですよね?在庁官人として登用された人は何をするのですか?
②〈受領の支配〉で「請負人の名が付けられる」とありますが"請負人"とは誰のことですか?

教えていただきたいです🙇‍♂️

天皇と結びついた少数の皇族 *官庁 → 公営国(823) …大宰府に設けられた直営田 や貴族は、銀田や賜田の形で多 官田(879)…畿内に設けられた中央官司の財源となる田 くの私有地を集めて勢いをふる 諸司田…諸官庁が所有した田 を い、院宮王臣家とよばれた。 2902年:(2.廷喜の拝園整理会)…律令制の再建を目指す! - 銀醐天皇 ★でも現実には… 戸籍 計帳の制度が崩れる ※902年が最後の班田収授 *租庸調の取立てや国家財政の維持が困難に一→地方の混乱がみられる(三善清行「意見封事十二箇条」) 310世紀,“税の課税を人から土地へ”フ食領とよぶり 国司の最上席者 (3. )に一国の支配権与え、租税納人を請け負わせる! よう ん 一方で、受領以外の国司は実務から排除→任国に赴かずに収入のみ受け取る国司=(4.え海任) く受領の支配> 0受領は実務能力のある下級官人を郎等として雇い、子弟を引き連れて任国に赴く 2回間を統治の拠点とし、現地の有力者を(5.在所巨人) に登用し、実務を担わせる の受領は(6.田 境 )に田地の耕作を請け負わせ、官物·臨時雑復を課す 一課税対象となる田地(7.名 )には請負人の名が付けられる →(8.魚白作制) 戸籍に登録された成人男性への課税は崩れ、土地の面積に応じて課税する体制へ! ※強欲な受領も多く、郡司や農民から訴えられるケースや強欲さを示す事例も…… 「(9.尾張国郡司百性等願」(988)…藤原元命が31 力条にわたる訴状で郡司や農民 あわりのくにぐんじひゅくせい分け から、増税や子弟·郎等の横暴を訴えられる のたた

回答

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田堵は有力農民のことを意味する言葉です。たくさんの人たちを集めて田植えや刈り取りの時期を判断し実行させるなど、田地の経営をおこなうので農民というよりは経営者と考える方が本当は正しいです。
在庁官人は、10世紀後半から登場します。
地方支配のいっさいを担うことになった受領は、一国の支配を集中的に管理します。そして国衙には税を徴収する「税所」や田地の管理をする「田所」などの専門部署を設置します。その「所」を運営する役人が現地の有力者から採用されました。この現地の有力者で国衙の役人になったもののことを在庁官人と言います。
請負人というのは、受領は官物や臨時雑役といった土地に課す税を徴収するため、田地を名という徴税単位に分け、その名を経営するものとして、有力農民=田堵を割り当てました。この田堵は、受領から名の経営を請け負うことになるので、受領からは負名と呼ばれます。そして田堵は自分が請け負った名に自分の名前(と言っても仮の名前)をつけて経営します。例えば「豊田名」とか「久富名」などです。

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