物理
高校生

(5)の解説のところで、「これは一つの弾性衝突とみなすこともできる。」とありますが、なぜそう捉えたれるのかがわかりません。

22 30* 質量2m[kg] の物体Aと質 量m[kg]の物体Bとがあり, Aにはばね定数k[N/m] の軽 いばねがつけられ, このばねを 自然長より縮めた状態に保つため, BはAと糸で結ばれている。Aと Bは滑らかな水平床上を右方向へ速さv [m/s] で動いている。 ある点 で糸が急に切れ,まもなくAは静止した。一方, Bはばねから離れて, 右方へ動き,壁と弾性衝突をして左へ戻り, Aのばねに接触した。 重力 加速度をg[m/s'] とする。 (1) 糸が切れ,ばねから離れたときのBの速さはいくらか。 (2)はじめのばねの縮みはいくらであったか。 (3) 壁との衝突の際, Bが壁に与えた力積の大きさはいくらか。 (4) Bとばねが接触した後,ばねが最も縮んだときのBの速さはいく らか。 (5) Bとばねが接触した後, Bがばねから離れたときのAの速さはい くらか。 (6) 前問において, ばねから離れたBは図の左右どちらへ動くか。 2m m A P0000000 B (東洋大+福岡大)
2-1 30 床が滑らかなので運動量保存則が用いられる。 (1) 求める速さを UB とすると (2m+m)u=mUB UB=3u[m/s) 物体系は「AとBとばね」 とみなすとよい。ばねの力は内力(グループを構成する メンバー間の力)となり, 気にしなくてすむ。そして, ばねの質量は0なので運動量 も0となり,式には顔を出さない。 (2)ばねの縮みをxとすると, 物体系の力学的エネルギー保存則より ;(2m+m)u°+ kx?=D m(30) 6m x=UV k (3) Bは3vの速さではね返る。Bが受けた力積は, 右向きを正とすると -m 3u-m.3v=-6mu したがって, Bが壁に与えた力積は作用·反作用の法則より 6mu (N·s] で 右向き。「注目物体が受けた力積=注目物体の運動量の変化」 に注意。 (4)ばねが最も縮んだときとは, A上の人 から見てBが止まったとき, つまり, 相対速度が0になるときである。それは 両者の(床に対する)速度uが一致する ときだから,左向きを正とすると,運動 静止 30 APO000000 B 2m m 止まった A上の人が roo 見れば, Bは Uターン運動 量保存則より u u m 3u=2mu +mu u=u[m/s] 保存則は静止系で用いるのが大原則。A上の人に用いさせてはいけない。 (5) A, Bの速度を ua, Us(左向きを正)とすると,運 動量保存則より 力学的エネルギー保存則より UA UB 0000000 ばねは自然長 2mua+mus=m 3v …1 矢印の向き S- は仮の姿 ·2mus+;mus mu =Dgm(3u)" .…e . Ua=2v[m/s] の, 2より UB を消去すると ua (ua-2v)=0 これは一つの弾性衝突とみなすこともできる。 そこで②の代わりに反発係数e=1 を用い, Ua-Us= - (0-3v) と①を連立させてもよい。 よって, Bは速さvで右へ動く。 UB=-U (6) ua=2u を①へ代入すると

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