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昔、季札が、呉王の使者として、あるところへ行った途中で、徐君という友だちに逢って、ちょっと話をしたときに、
徐君が、季札が身に着けている太刀を欲しがる様子があったけれども、言葉に出してはっきり欲しいとは言わなかった。

季札は、徐君の気持ちを悟って、太刀をやろうと思ったが、
「私は、今は使節の身だ。帰りがけにあげよう」
と心の中で徐君に約束して去った。

どれほども経たないうちに、帰りに徐君を訪ねたところ、徐君は、既に亡くなってしまっていたので、心の中の約束を破らないことのために、徐君の埋葬された墓を訪ねて、彼の欲しがっていた剣を墓標に掛けた。

過去にも同じ質問をしている人がいたみたいです。国語の教科書に載っているものですかね?

そうなんですね!!
これは、私の学校のテストの問題で、国語の教科書には載っているのものではないみたいです!!
本当に助かりました!ありがとうございました!

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