✨ ベストアンサー ✨
1 裏で操っている人、指示を出してる人、リーダー的、のような意味があります
2、3はわかりません。すいません
律令制度のところで四等官というのがありました。例えば国司という官職は、守・介・掾・目の4つです。つまり国司に任命された貴族は少なくとも4人います。そうなると仕事の責任が明確でなくなるというデメリットがありました。特に地方支配が変化した10世紀頃になるとそれが顕著になります。そこで政府は国司の中で最上席者(ほとんどは守)にすべての仕事を任せることにします。国司として地方支配のすべてを1人に任せることになりますから、これまでの国司とは異なり受領と呼ぶようになります。ですから受領は国司の中の最上席者と説明されています。そうなると、国司に任命されても守以外の国司は官職はあっても仕事はないので現地にはいきません。
受領の仕組みが成立した10世紀頃は、私財を蓄えるために地方に赴いていましたが、11世紀頃になると地方支配の仕組みが整い、受領がわざわざ地方に出向いて陣頭指揮をしなくても地方政治がおこなわれるようになります。地方の有力者が在庁官人として地方支配の実務をするようになります。そのため、受領は自分の代わりに代官として目代を派遣します。
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