現代文
高校生

問4と問5の解説お願いします。
答えは④,①です。
わかる問題だけでも構いません。

0コ0コ ロロ同 のようなテーマが彼らにとっては全く「中立」に映らないだろうということです。もし私たちにとっ でその主題が「中立的」に見えるとしたら、それは私たちが「民主主義は当然のこと」という価値観 が普及した地域にいて、他の価値観をさほど想定せずに済んでいるからです。 理系が関わる例でも事情は変わりません。一九七○年代~八○年代の日本では、環境問題を研究テー ーマに選ぶ理系学生は民間企業での就職が大変になるといわれていました。マジョリティが環境問題」 に関心がなかった時代、敢えて環境に関心を持つことは「偏ったこと」とみなされかねなかったので」 す。現代ならこの感覚はむしろ逆でしょう。 「地球環境を気にかけること」も「民主主義を自明視すること」も、それぞれ一つの価値観であり、 政治的信念の一種です。ただ、その価値観がマジョリティにとって一般的になっている時代、地域で一 はそのことが目立たないだけです。 の うん。 もちろん、「テーマの選択が政治性を持つ」ことは仕方ないにしても、それは研究の過程に政治性が一 入り込むこととは違うのではないか、という指摘は可能です。 たとえば、公害問題や、歴史上の虐殺事件といった問題に対し、ある組織や人物にとって不利にな」 る証拠を隠蔽した上で論文を書いたとしたら、それは「政治的」かつ「党派的」なデータの隠蔽です し、研究不正に等しい行いです。 論争になりやすいのは逆のケース、すなわち証拠として用いる材料を広げる場合です。たとえば、 教育を受けた役所の人間が残した文書記録や、定量的に計測可能な証拠といった従来も用いられてい た判断材料だけではなく、知的障害をもつ人の数十年前の記憶や、コンピュータによるシミュレーシ ョンなど、確実さにおいて劣る要素を持ち込む場合、前者は「実証的」だが後者は違うとして、拒否」 されることがあります。そして、そのような不確かなものを研究の材料に使うのは、政治的な意図が あるからだと。キュウダンされたりするのです。 事例ごとに事情は違うので、一般化は困難なのですが、科学史を踏まえて私が思うのは、どちらか といえば、検証する対象を増やす方が、検証の厳密さを求めてそれを避けるよりは実りが多いのでは一 ないかということです。 1101八年現在、日本では過去の優生政策により障害者に対する強制的断種手術が行われたことが 問題視されていますが、これも最初は当事者の証言を真剣に聞き、証拠となる資料を探した歴史家の一 努力がありました。また、地球温暖化問題が前世紀半ば、最初に話題になったときには、それがシミ ユレーションに基づく推論であることが問題視されましたが、現在はそうした手法が科学的推論の一 (ahsg) つとして認知されています。 以上のことを踏まえるならば、むしろ、「複雑な対象を前にして、価値中立を掲げることが持ちうる 政治性」こそが念頭に置かれなければなりません。すなわち、マジョリティの価値観に浸っているた一 めに自らの政治性が自覚できていない状態のことを、「中立」という名で呼び変えていないかどうかを、 改めて問い直す必要があるでしよょう。 それに加えて、人間の理性の限界という問題もあります。実際、本人は真剣に研究をしている場合 でも、無意識のバイアスで、ある証拠を完全に見逃し、自分の論点を支持する証拠ばかり集めるとい うことがありうるからです。一世紀において、女性の知性が男性に劣るとの見解を出したいくつか の研究には、明らかにこのような傾向がみられました。 司寺に言えるのは、「学問は現実の対象に近づくほど不可避の政治性を帯びる」ということを踏まえ vそれでも「学問的方法論に根ざして言葉を紡ぐことの大切さです。物理学のような法則定立的な方一 AuDろ、歴史学のような個性記述的な方法にしろ、定量的な社会学のようにその中間的なものにし Lo、それは世界を認識する異なったやり方として、数世代にわたり様々なテストを生き残り、受け継 がれてきた人類の遺産なのです。
私たちはバイアスのかかったやり方でしか世の中を見ることはできませんが、諸分野の方法という一 のは、地域や文化を超えて人々が選び取ってきた、いわば、体系性のあるバイアスです。体系的なや」 り方で、違う風景を見て、それを継ぎ合わせる。または違う主張を行いながらも、それを多声音楽の一 ように不協和音も込みで重ねあわせていく。そのことにこそ、様々な分野が存在する本当の意義があ るのではないでしょうか (隠岐さや香「文系と理系はなぜ分かれたのか」による。 本文中に一部省略·改変したところがある。)
34 2020年度 国語 2020年度 国語 35 ト e 人間の認識能力や理性には限界があるが、複雑な系をなしている社会的課題の解決のため utは、論争を避けるのではなく、様々な学問の知見から問題を多角的に捉え、検証を積み重一 ら一つ選びなさい。 ねていく必要がある。 © どの学問分野においても必ず何らかの情報が欠落しており、複雑な社会の問題を一つの分 となってくるということ。 野の知見だけで解決に導くことはできないので、常に複数分野の研究者がともに問題に対処 する必要がある。 a 政治や社会の課題を研究する上で、根拠として不確かな材料はできるだけ使うべきではな -いという風潮があるが、どれだけ科学的に検証しようとしても限界があるので、考察の対象 を増やしていくべきである。 8®研究者は自らが正しいと考えていることを疑うことをせず、自分は客観的で価値中立の立一 場から発言していると考えがちであるが、そのような態度は尊大であり、自分の研究のあり て一般的になっている価値観に基づいた、他の価値観を想定していない一つの立場の浸見を 、 んト あるということ。 ある社会的課題を扱うときに、どのような情報を用いるかの取捨選択にはその人独自の面 値判断が作用しているため、対立する意見を持っている人たちとの論争を引き起こしかねな いということ。 © ある社会的課題を学問対象として扱う場合、その人にとって望ましい結論となるように征 拠となる材料を恋意に取捨選択することで、不完全で偏向した世界認識を導いてしまうと一 いうこと ある社会的課題を扱うときに、他の価値観の存在を想定して議論を進めることが必要なの に、人文系、理工系という枠組みに当てはめて専門領域内の価値観に基づいた議論が行われ るということ 方を振り返る必要がある。 世界を認識する方法論には違いがあるが、多くの学問は人類が残してきた知の遺産であり、複 雑な社会問題を解決するためにはそれらの学問的業績を前提として、新しい学問領域を開拓して くいく必要がある。 ン 間4 傍線部B「学問的方法論に根ざして言葉を紡ぐことの大切さ」とあるが、筆者が大切たと言 うのはなぜか。その理由の説明として最も適当なものを、次ののe~@の中から一つ選びなさい |3次の文章を読んで、後の問い(間1~5)に答えなさい の前にすませればいいだけの話だし、* こら余計なものをつい買ってしまい、あとで後毎す るのは目に見えている、 湖を見ることにしたのだった。 「霧が多いんだ。た 階段をのぼりなが 「よく見えなくても っづけて父が言った。こ がよく見えなくても、がっかりしす なくちゃいけなかった 七歳のわたしにとって 湖があるだけだ。動物園 ノートなんかのお土産をひと もしも晴れていたら、すばらしくき いな青い湖なんだよよ この言葉も父は何度もロにした。それから「でも霧と しないこと」と念を押し、また「もしも晴れていたら」 第三展望台には売店もおトイレもなかったが、真上から摩周湖を見ることができた。おトイレはそ一 で、わたしたち一家は第三展望台から摩周 いうのが、 なるから 性があるから そこ なるから。 だから には相互に関連性があり、今後これらの学問領成が本系約なやり方で触合されていく。 があるから は、Tの言う通りだったね」と言ったあと、、唇を叫 にちがいなかった。母と姉がそうするのは、からなのか、! ています」とが、ことか。説明として最もなものを、次のO~@の中か一 間3 傍線部A「ある社会的課題を扱う/扱わない、自体が、の性を帯び一 0 ある社会的課題を学問対象扱おうも、課題自体が既に中立的ではなく、一 った。
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