理科
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解決済み

石炭は大昔の植物が分解されたもの、石油と天然ガスは水中のプランクトンなどが分解されたもの、と調べたら書いてありましたが
石油と天然ガスはなんの違いで分かれるのですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

天然ガスも石油と同様、炭化水素ですが、石油に比べて、環境への影響が低いといわれています。天然ガスは、メタンを主成分としていて、有害な一酸化炭素をはじめとする不純物をほとんど含まず、燃焼したときに発生する窒素酸化物、二酸化炭素の量が石炭や石油より少なく、硫黄酸化物は発生しないためです。
天然ガスの生産地は世界各地に広く分布していて、埋蔵量も豊富です。このため、長期的な安定供給・環境負荷の小ささという点で今後もさらに利用が進んでいくと考えられています。
実際、発電燃料や都市ガスの原料として使われるだけでなく、天然ガスで走る車が開発されるなど、その利用はどんどん進んでいます。

Naki

環境に良くても、1リッポーメートルあたりの変換できるエネルギーは石油と比べて少なくなりますよね?

おそらく、、

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回答

石油とは、炭素と水素の化合物(=炭化水素)を主成分とする、液状の鉱物資源です。
石油の成り立ちには諸説ありますが、現在の石油・天然ガス開発技術のベースとなっている説によれば、太古の昔、水中のプランクトンの死骸などが土砂と共に浅い海や湖に堆積し、微生物によってケロジェンという有機物に変化し、そのケロジェンの上にさらに泥や砂が積もり、化学反応が進み、地熱によって長い時間をかけて分解され、液状になったものが石油、気体状になったものが天然ガスであると考えられています。
今日では、石油は、ガソリン、軽油、ジェット燃料、重油などの輸送燃料や、発電用燃料のほか、タイヤなどのゴム製品、ペットボトルなどのプラスチック製品、衣類に使われている化学繊維、洗剤やシャンプーなどの原料としても使われていて、我々の暮らしは、いまや石油無しでは考えられないほど、生活の中のあらゆる分野で、石油が燃料や原料として使われています。

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