アメリカは国際連盟に入るずっと前からモンロー主義(孤立外交主義)をとっていました。
これは外交上他の国々に干渉しません、というものです。
例えば、ロシアがアメリカを攻めたら応戦するけど(自国を守らないといけないので当然ですね)ロシアがイギリスを攻めてもロシア、イギリスのどちらにも協力しませんよってことです。
つまり、自分に関係の無いものにはなるべく関わりたくなかったんですね。
ずっとそのような体勢を続けてきた上、国民にも同じような気持ちがあったので国際連盟という自分に関係の無い国とも多く関わる組織に入ろうとしなかったのは当然のことでしょう。
ではなぜそのような政策をとっていたのかは、そもそもアメリカがどうして出来たのか、を考えるとわかりやすいと思います。
アメリカは元々イギリスの植民地でした。
イギリスからアメリカに移住した人々は、やがて本国からの抑圧的な支配が嫌になって独立します。
そういう経緯を辿ってきたアメリカは、自由を重んじる国です。
だから決められた枠組みの中で干渉し合うのが嫌いなんです。
そうなんですね。ありがとうございます🙇♂️