地学
高校生
42の問1がよく分かりません。2枚目は解説の写真なのですが、「火山島Fが、かつて火山島Eの位置にあり活動していたのは200万年前と考えられる。」の意味が分かりません。
4地球の姿◆ 55
図1において,北緯30度付近で海山および火山島の列の向きが変化していることを
手がかりにすると,明治海山は, ハワイ島付近のホットスポット (図3中のX)でつく
られてから現在の位置(図3中のY)まで, およそどのような経路をたどって移動して
きたと考えられるか。最も適当なものを図3の①~6のうちから1つ選べ。
A4)海山や火山島およびその堆積物は, 太平洋プレートの運動によって日本列島付近に
達して隆起し,やがて地表に露出する。 この中の石灰岩が, 低緯度地域の大洋で形成
されたものであると判断できる条件を, 次の①~④のうちから2つ選べ。
0 マツなどの針葉樹の花粉の化石を含むこと
2 サンゴ礁をつくるサンゴの化石を含むこと
3 陸から供給された砂や泥などの砕屑物を多く含むこと
4 陸から供給された砂や泥などの砕屑物をほとんど含まないこと
2
章
42. プレートの運動 ■プレートに関する次の文章を読み, 各問いに答えよ。
図は,中央海嶺で生み出されたプレー
トA.Bが中央海嶺に直交する向きに移
動するようすを矢印で示した模式図であ
る。中央海嶺のC部分とD部分との間に
これらと直交するトランスフォーム断層
が存在し,ここではプレート Aとプレー
トBが互いにすれ違うように動いている。
プレートB上には, マントル深部に固定
された同一のホットスポットを起源とす
るマグマによって火山島E·Fがつくら
れている。火山島Eでは火山が活動中で
ある。また, 火山島Fは, 島から採取さ
れた岩石の年代測定によって, 200万年前に形成されたことがわかっている。
図のG点で深海掘削を行い, 過去に中央海嶺のD部分で生み出された海洋底の岩石
プレートA
プレートB
H
C
トランスフォーム断層
火山島E
火山島F
20万年前
0
100
200
300
中央海嶺Dからの距離 (km)
矢印はプレートの動く向きを示す。
問
を採取することができた。 この岩石の年代測定を行った場合に予想される年代値とし
て最も適当な数値を, 次の①~④のうちから1つ選べ。 ただし, プレートの移動速度
は一定であるとし, 中央海嶺はホットスポットに対して移動しないものとする。
0 200万年前
3 400万年前
4 600万年前
2 300万年前
問2 図のトランスフォーム断層を挟んだH点とI点の間の距離は今後時間とともにどの
ような変化をすると予想されるか。最も適当なものを, 次の0~6のうちから1つ選
べ。ただし, H点とI点はプレート上に固定されており, プレートは一定速度で移動
し続けるものとする。
(09 センター試験追試 改)
③ 減少し続ける。
0 変化しない。
2 増加し続ける。
増加した後に減少する。 ⑤ 減少した後に増加する。
活動する地球
×G
|中央海嶺。
中央海嶺D
42.
解答
問1
問2
解説)問1 火山島Fが, かつて火山島Eの位置にあり活動していたのは200万年前と考え
られる。プレート Bは火山島Fをのせ, 200万年かかって 100kmを移動したこと
になる。G点は中央海嶺Dから 300km 離れているから, G点の岩石は中央海嶺で、,
200(万年)
100(km)
×300(km) =600(万年)となり, 600万年前につくられたことになる。
問2 H点はプレートAの動きによって左に移動し続ける。 一方, I点はプレート B
の動きによって右に動き続ける。 したがって, H点とI点はトランスフォーム断
層をはさんで次第に近づき, 向かい合ったあとに, 離れていくことになるので,
6減少したあとに増加するが正しい。
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