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形容詞の修飾について教えて欲しいです🙇‍♀️🙏

文法 形容詞

回答

✨ ベストアンサー ✨

こんばんは。
形容詞の修飾、というと、形容詞を修飾するものについてか、形容詞が修飾するものについてかがよくわからないのですが、どちらなのでしょう?

具体的に悩んでいる問題などがあれば助言しやすいのですが…。

𝕞𝕠𝕞𝕠

形容詞が修飾するものについて
教えて欲しいです。

具体的な問題はないんですけども…。

noname

承知しました。
まず、形容詞について復習しましょう。
形容詞は、自立語で活用する、言い切りの形が「い」で終わる品詞です。
品詞の見分けの問題であればこの定義が分かっていれば解けますね。
形容詞が表す意味としては、その状態や性質です。「美しい」「楽しい」等ですね。

では、形容詞がどんな働きをするのか。見ていきましょう。
「働き」に関してはひとつ上の段階、文の成分として考えていきます。
じつは、単語としてみている形容詞に関して、日本語の文法では「修飾」というものを重要視していないんですね。あくまでも述語的役割が中心。特に中学文法では形容詞は修飾する役割もあるんだよ!ということは省かれがちです。
しかし今回は、形容詞(単語)が入る文節の役割を見ていくことで、形容詞がどんな働きをしているのか細かく見ていきましょう!

形容詞が入る文節の役割は、4つあります。述語、修飾語、主語、接続語です。
述語に関しては、単独で述語になれるという特徴が形容詞にあるので言わずもがなですね。

そして、主語についてです。
「優しいのが彼の特徴だ」
この例であれば、「優しいのが」が主語ですね?この中に「優しい」という形容詞が入っています。
ただし、形容詞その物が主語となれる訳ではなく、この場合は体言の代用の意味を表す「の」がこの文節の働きのキーなります。この文節において「優しい」は脇役なんですね。

接続語について考えていきます。
「彼は優しいが、厳しい面もある」
この例では、「優しいが」が接続語です。そして、「優しい」は接続語の中に入っています。ただし、接続語の意味の中心となるのは「が」の部分で「優しい」はこちらも脇役です。

では、問題の修飾語になる形容詞についてお話します。こちらは、単独で修飾語になれます。
A「冷たい空気が頬を撫でる」
B「空気が冷たく凍る」
この例をそれぞれ考えると、
Aでは「冷たい」が「空気(体言)」を修飾しているため、連体修飾語になります。
Bでは「冷たく」が、「凍る(用言)」を修飾しているため、連用修飾語になります。
このように、副詞や連体詞が、用言又は体言のどちらかを(基本的には)修飾するのに対して、
形容詞は、活用形が変わることによって体言用言のどちらも修飾することが出来ます。

𝕞𝕠𝕞𝕠

詳しく教えて頂きありがとうございます🙇‍♀️✨
理解出来ました〜☺️🙌

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