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活用系が同じときは、後ろの助詞助動詞から戻って考えるのが妥当でしょう。
①は「ば」がついています。
「ば」の用法
・順接仮定条件「〜ならば」
・順接確定条件「〜すると、〜なので」
ここで重要になってくるのは、「ば」の上にはどの活用系がくるのかということです。
・順接仮定条件→上は未然形
・順接確定条件→上は已然形
ですから、「ば」の上に「見る」がくる時は
・「見ば」(未然形)
・「見れば」(已然形)
このどちらかのみです。
①では「見ば」なので、未然形です。
②では「見れば」なので、已然形です。
③は後ろに「らし」があります。
助動詞「らし」の上は終止形です。(←決まってます)
ですから「見るらし」の「見る」は終止形です。
④は直前に「なむ」があります。
これは係助詞ですから、係り結びに気づかなければなりません。
・ぞ、なむ、や、か→結びは連体形
・こそ→結びは已然形
ですから、④は「なむ」があるで連体形になります。
⑥は後ろが「とも、」となっていますね。
「と」がつくと、その上は会話文になっていることが多いです。
※「彼は家に帰りたい」と言った。
この“と”です。
ですから“と”があったら直前の部分「月をみる」の部分にカギ括弧をつけてしまいましょう。
すると、「月をみる」だけで判別すればよいので、終止形だと言うことが分かります。
活用系の判別に必要なのは
・動詞助動詞の活用
・助詞助動詞の接続
これらを優先して暗記するようにしましょう。
ご丁寧な説明ありがとうございます(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”