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この画像を参考にして下さい。
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2019/03/26/4087.html
寒冷前線は、低気圧から南西(左下)に伸びるのが特徴です。
それに対して、温暖前線は南東(右下)に伸びます。
この、二つの前線に挟まれている下側が温暖な気団です。
そして、中心にあるのが低気圧です。
低気圧の周りの空気は、反時計回りに動きます。
←←←←←←←←←
↓ ↑
↓ 低気圧 ↑
↓ 低気圧 ↑
↓ 低気圧 ↑
↓ ↑
→→→→→→→→→
寒冷前線が通過するということは、自分がいる場所より北に低気圧が存在することになります。
したがって、前線が通過する前は、南東の風→南西の風となり、
前線が通過する頃には西の風、
通過した後は、西の風→北西の風→北の風となり、低気圧が遠ざかるとともに風速は弱くなります。
前線の勉強をするには、
①真上からの気象図の理解(低気圧・高気圧による風向き)、
②真横から見た寒気と暖気の関係の理解(暖気は上昇し、雲を作り、雨が降る)、
③立体的な図での、①と②の関係を理解(前線とは、寒気暖気の境目の地表面との交差する線)、
の三段階で理解するのが良いと思います。