文法で考えると理解が楽です。
尊敬語と謙譲語の「給ふ」の文法上の大きな違いは、尊敬語はハ行四段活用、謙譲語はハ行下二段活用ということです。そのためこの「給へ」は尊敬語の補助動詞です。活用表に則ると、この文章における「給ふ」が謙譲語の場合は「見給ふれば」にしなければなりません。また訳が「ご覧になると」なので、敬意の対象は動作の主体(動作をしている人=見ている人)になるため、尊敬語だと判断できます。
仮定条件と確定条件の見分け方は、「ば」の直前の語を見ると簡単に分かります。「ば」の直前が未然形であれば仮定条件、已然形であれば確定条件です。今回は「ば」の直前が「へ(eの音)」=已然形なので、確定条件だと判断できます。
古文
高校生
「見給へば、」について、訳が「ご覧になると、」となるのですが、「給う」が尊敬か謙譲かどちらの補助動詞か分かりません。尊敬か謙譲か見分け方を教えてください。
また、「〜になると」とは仮定条件なのか確定条件なのかわかりません。
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