用語から確認しましょうか。ここでは国政選挙についてお話します。
『小選挙区制』→日本全体を比較的小さな選挙区に分けて、それぞれの選挙区のなかで、一番投票数を獲得した人1人が当選するやりかたです。衆議院議員総選挙で使われます。現在選挙区は289あって、これにより289人の衆議院議員が選出されます。
『選挙区制』→1つの選挙区の中から、1人もしくは2人以上が当選するやりかたです。参議院議員通常選挙で使われます。現在、選挙区は都道府県単位ですが、人口によって選出する議員の数は異なります(例:東京都からは12人に対し群馬県2人など)し、島根鳥取と高知徳島は合区になっている例外があります。100人が選挙区制で選ばれます。
『比例代表制』→各政党が獲得した票数に比例して候補者に議席が配分されていく方式です。詳しい配分のやりかたはドント式といいますがここでは割愛します(分からなかったら聞いてください)。要するに、政党が獲得したた票が多ければ多いほどその党の議員が当選していく、ということです。比例代表制は衆議院議員総選挙と参議院選挙通常選挙どちらでも使われていますが、異なるところが多々あります。
衆議院の方は、全国を11に分けて行います。投票用紙には政党のみが書けます。各政党が獲得した議席数の分だけ、各政党が予め決めていた順位の上位から当選になります。
参議院の方は、全国を分けずにひとつの選挙区で行います。投票用紙は政党または候補者の名前がかけます。
説明が下手ですみません。分からないことろはできる限りお答えしていくつもりなので、解決できまでいくらでも聞いてくださいな。
追加ですみません、🙇♂️ドント方式は比例代表制でしか使われないんですか、?
また、あの長ったらしい、小選挙区比例代表並立制、、はどうなんですか、?
遅くなって申し訳ないです。
そうです、ドント式は比例代表制だけです。
小選挙区比例代表並立制というのは、その名の通り小選挙区制と比例代表制を同じ選挙の際に同時に使うやりかたのことをいいます。小選挙区制にも比例代表制にもそれぞれメリットデメリットがあるので、並立して使うことでお互いを補うことが期待されます。
ではそもそもなんでそんな長い名前が付けられているのかと思われるかと思います。参議院選挙通常選挙では選挙区制と比例代表制が並立して使われていますが、衆議院のように長い名前は普通には言われません。
これは今私の立てた仮説ですが、かつて衆議院議員総選挙は「中選挙区制」という選挙方式でした。(これは1つの選挙区から複数人を選出するやりかたで、選挙区制との違いはあまりないと思われます)そう、つまり一つの選挙制度だけで全議席を決めていたのです。これを中曽根内閣のとき選挙改革を行って、今のような小選挙区と比例代表を同時に用いる選挙に変更したことから、このように言われているのだと思います。逆に参議院選挙はずっと前から同じなのであまりこのような長い言われ方はされないのだと思います。
最後のは単に私の仮説なので、正しいかどうか自身はありませんが、是非周りの人や先生に訊いてみてください。
ご丁寧にありがとうございました、!
私の説明でわかりましたでしょうか…?
お役に立てたならよかったです
最っっっっ高です真面目に、、!
ほんっっっとにありがとうございます!!
めっっっっちゃ助かりました、!!!
感謝してもしきれないです...!笑