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日本政府の財政の問題と解決策ですね!
まずは、前提を説明します。
財政=お金の話で、「お金が足りなくならないようにする」のが課題です。解決策は入ってくるお金(税収)を増やす、出るお金(歳出)を減らすことです。
「その解決策を実現するために、どんな壁がある?、具体的にその壁をどう乗り越えるかを考えを書いてね」のが、この問題です。
【日本財政の課題】
どんな壁があるか、4つのグラフから見つけます。
見つけ方のヒントです。どんな壁があるか、考えてみてください。
歳出:大きな割合をしめているものが2つある
財政の変化:歳出のうち、税収以外は国債(借金)で払います
社会保障給付費:年々増加しています。難しいので、後で説明しますが、国が負担する部分が増える可能性があるのがポイントです
※説明が長くなるので、後でコメント入れます
日本の人口:15〜64歳の割合(働いて社会保険料を払う)と65歳以上の割合(集まった社会保険料から年金を受け取る)はどう変化するか?
【壁の乗り越え方=解決策】
見つけた壁をもとに解決する方法を考えます。
ここでは、歳出の国債が多い問題を例に説明します。
借金を返す額が多い状態です。解決策は借金をしない、借金の額を減らす。借金は利息をつけて返します。1000兆円借金したら、0.1%の利息をつけて返す場合は、1001兆円返すことになります。利息で1兆円損します。一方で1兆円借金したときは、1兆10億円で利息が10億になります。
長文ありがとうございます
※後でコメント入れますの部分です
社会保障給付費と歳出の社会保障関係費について、説明します。本当はもっと細かい事情もありますが、大まかなイメージを持ってもらう意味で省略します。
社会保障給付費は年金・医療費の支払などにかかるお金です。社会保障給付費のグラフから、2015年で114.9兆円です。年金や健康保険などは国民が払った保険料で運営されています。
こういった保険料は税金とは別に払っています。国民が払った保険料が給付費より高いか同じであれば問題ありません。しかし、給付費が保険料より高いと不足分を税金で穴うめします。穴うめに使うお金が歳出の「社会保障関係費」で、2017年は約32兆円(国の歳出より、97兆4547億の33.3%)が使われています。だいたい、給付費の20〜25%を税金で補充してるイメージです。
社会保障給付費が増えること自体は問題ありません。極端なことを言うと、給付費が200兆円でも入ってくる保険料が200兆円以上なら問題はないです。国民が払う保険料で社会保障給付費をカバーできないことが問題です。
さらに、この問題はさらにひどくなりそうです。
少子高齢社会です。保険料を払う人(15〜64歳)の割合は小さくなり、年金給付を受ける人(65歳以上)の割合が大きくなるので、給付費の補充に必要な税金が増えてしまいます。