理科
中学生

分子をつくる、つくらないてどういうことですか?

回答

ものを構成する物質(原子)のなかには、「原子一つでその物質のはたらきをする。」というものと、「原子が複数集まらないとその物質のはたらきをしない。」というものがあります!

後者の方の例は、水(H₂)などです!
化学反応式などを書く際、、水は原子記号の「H」だけだなく。必ずH₂と書きますよね? あれは実は、水原子は一つだけだと水としてのはたらきをしないからなのです!
水原子が2つくっついた、水分子(H₂)となって初めて水としてのはたらきを持つのです。普段私達が目にしている液体の水は、「H」の集まりではなく「H₂」の集まりであると言えるわけですね。

こういったものを、質問者様の言う「分子をつくる」ということです!

逆に原子単体でもその物質のはたらきをするものもあります。それが鉄などの金属などです。(もちろん金属以外にもあります。)そういった物質は原子1つでも物質としてのはたらきをすることができるため、「分子をつくらない」と言うことになるわけです!

水素では?

そう言ったものは化学式などで見分けられるのですか?

八重紅葉

ごめんなさい、原子と書いてあるのは全て水素原子の間違いです😭😭

化学反応式で「○₂」とか、複数の原子記号が混合で1つの分子となっているものは分子を作ると判断していいです(ただし後者は例外があります。塩化ナトリウムなどは原子が集まっても「分子」とならずにその物質の役割を果たします。)!

中学の段階では出てくる物質も少ないので、それぞれ覚えちゃってもいいかも…?

H₂ O₂ N₂ Co₂などは分子をつくる、
C Fe Ag NaClなどは分子をつくらない、といった感じです!

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