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・化学反応の量的関係
反応する物質の量の比が常に一定であることをおさえましょう。
たとえば
C + O₂ → CO₂
であれば、炭素原子1個に酸素原子2個がくっついて、二酸化炭素分子1個ができるわけですね。
炭素原子1個と酸素原子2個の質量の比が3:8であれば、反応した量の比も必ず3:8になるということです。
炭素30gと酸素80gがちょうど反応するんです。
もし、炭素30gと酸素100gだったらどうでしょう。
「ちょうど反応する量の比は決まっている」ので、炭素30gとちょうど反応する酸素の質量は80gです。それ以外の酸素は反応せずに余ります。
この「ちょうどぴったり反応する量の比が決まっている」ということが、化学反応の量的関係を考えるうえで非常に重要な原則です。
さて、問題に戻りましょうか。
反応は
酸化銅(黒色) + 炭素 → 銅 + 二酸化炭素
という感じですね。
これがちょうど反応する量の比が一定なわけです。さっき考えたように、もしどちらかをぴったりな量より多くしたら、多くなった分だけ余ります。
そういうことです。
問題によれば、酸化銅と炭素の質量比が「4.0:0.3」のとき、ちょうど反応してどちらも余ることなくすべて銅と二酸化炭素に変わるんですね。
ここから、酸化銅の量を多くしたり少なくしたらどうなりますか?
ぴったりの量から変わるので、どちらかの物質が余ってしまいますね。どっちが余るのかを考えればいいです。考えたら、答えはウになるはずです。
なるほど!そういうことですね、
ちょっと深く考えすぎました笑