回答

✨ ベストアンサー ✨

ある商人の家に、毎年春の初め頃の朝に、昆布やかちぐりなどの茶菓子を入れて置いておく鉢があった(おそらく商売繁盛を祈って縁起のいいものを詰めたもの)。(鉢を出す日の前日の)夜に妻が鉢を取り出してきて、使用人に、「(鉢を)綺麗に洗って空っぽにしておきなさい」と言って手渡したが、いったい何をしたというのか、使用人が(鉢を)落として割ってしまった。(翌朝に)妻は驚いていたが、(夜が)明けたので、(亭主は)「初春のいつもの茶菓子鉢を出そう」と思って待っているが、(鉢が)出てこない。そのまま機嫌が悪くなり、妻を叱っている時に、使用人が割れた鉢を持ってきてありのままを話した。亭主はすこし考え、機嫌を直して「めでたいめでたい。今年の商売利益は八割(鉢割り)上がるはずだ」と言われた。

あやか

ありがとうございます!!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?