to do とdoing の違いですよね。
まず、不定詞というのは「不定」というだけあって、品詞が定まっていません。名詞にもなれるし形容詞にもなれるし副詞にもなれます。これは不定詞の場所や働きによって決まります。
不定詞の中でも名詞的用法の場合、動名詞とよく似た働きをします。
例えば名詞なので主語になれます。
To study English is fun.
Studying English is fun.
どちらも「英語を勉強するのは楽しい」になります。
次に目的語にもなれます。
I like playing the piano.
I like to play the piano.
どっちも「ピアノを弾くのが好きです」という意味です。
違いもあり、to do は「これからすること」、doingは「今していること」のイメージです。
例えば
To love is to live.(一般的に)愛することは生きることだ。
Loving is living.(今までの自分の人生で愛しながら生きてきたという感じで)愛することは生きることだ。
そして、目的語にto doが取れなくてdoing しか取れない動詞もあります。
I enjoy playing the piano.
私は(今やっている)ピアノの演奏を楽しんでいる。
ここではto doは使えません。
あとはstopの後の使い方も違います。
I stoped smoking.タバコを吸うのをやめた。
I stoped to smoke.タバコを吸うために立ち止まった。
これは不定詞の中でも名詞的用法ではなく副詞的用法になりますが、考え方としては一緒でsmoking(今タバコを吸っていること)、to smoke(これからタバコを吸おうとしていること)の違いです。