回答

しっかりと図を書いて考えましょう。
中和の本質は酸が与える水素イオンと塩基が与える水酸化物イオンが反応して水ができることなので、色々と操作をしたときに「水素イオンの個数がどうなるのか」をしっかりと捉えることが何より大切です。
はじめ10cm^3の塩酸には電離により5個の水素イオンが存在していたとします。もし、この状態で中和したければ5個の水酸化物イオンが必要で、この分が表でBTBが緑となっている水酸化ナトリウム水溶液4.0cm^3ですね。
水を加えます。
(※水の電離はごく少量なので無視する)
しかし、そんなことしたところで水素イオンの数は全く変わりません。
そこから12cm^3をとりだしました。20cm^3中にバラバラに存在していた5個の水素イオンですが、12cm^3分しか取り出してもらえなかったので試験管には5個の12/20=3個しか入っていません。
つまり、今試験管にある水素イオンは、最初の12/20になってしまったということです。
最初、中和するのに4.0cm^3必要だったのに、今は12/20しか水素イオンは入っていないので、4.0×12/20=2.4で中和できますね。

ブドウくん

訂正:塩基→アルカリ

おバカな中学生

なぜ最後掛け算をするのですか?

ブドウくん

掛け算がわからなかったら比でもいいですよ。
20(cm^3)中和するのに
4(cm^3)必要ならば
12(cm^3)中和するのに
x(cm^3)必要
これを比にすると
20:4=12:x
x=2.4です。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉