✨ ベストアンサー ✨
どこまで習っているかわからないので、わからないことがあれば聞いてください。
例えば、Naだったらイオンになるとき、電子を失いその１つ前のNeのような形になります。この理由は、Naだと中途半端に一番外側の電子殻(電子をしまうケースみたいなもの)に1つだけ電子を持った状態になっていて、Neだと一番外側の電子殻がすべて埋め尽くされた状態になり、このすべて埋めつくされた状態になっている方が安定だからです。
この一番外側の電子殻が埋めつくされている形をとるのは、すべて18族(希ガス)になります。(Neも18族)
しかし、水素イオンH+(厳密には、質量数1の軽水素のイオン)は、電子を失うことで、電子数は0になります。つまり、この水素イオンというのは陽子そのものであり、中途半端に電子1つを持つくらいなら0にしてしまって陽子になろうというイメージです。ここで、「じゃあ、1つもらって陰イオンという形でHeみたいになればいいやん」と思うと思います。実際、H-(水素化物イオン)というのはあります。しかし、あまり出てきません。
また、水中では「水素イオン」と言っていますが、陽子がそのまま水に入っているわけではなくて、実際は水素イオンが水にくっついたH3O+というイオン(配位結合してできたオキソニウムイオン)という形で存在しています。
詳しくは高校の化学基礎で文理問わず習います。もっと詳しいことは大学で電子軌道というのをやると思いますが、まだ僕にはわかりません。
そういう考え方なんですね！ありがとうございました