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こんにちは。
確かに接続助詞「て」は連用形接続ですので、
本来は「あきなひて」となるはずです。
しかしここでは音の変化が起こって
「あきなひ」→「あきなう」となっています。
このような変化を「音便」と呼び、
ここでは「う」の音が現れる音便なので、
「ウ音便」と呼びます。
「あー、音便ね!」
と思い出して頂けていればそれでよいのですが、
もし音便がよく分からないようでしたら、
またご質問ください。
①
音便は全部で4種類、「イ音便」「ウ音便」「撥(ハツ)音便」「促(ソク)音便」があります。
「イ音便」「ウ音便」は用語の通り、音が変化して「い」「う」が現れるもの。
「撥音便」は「ん」が現れるもの。(例:「飛びて」→「飛んで」)
「促音便」は「つ」(小さい「っ」ですが、古文では大きく書く)が現れるもの。(例:「打ちて」→「打つて」)
したがって「い」「う」「ん」「つ(っ)」がある時に注意が必要です。
②
活用表ではあくまでも、もとの活用の行で考えます。
「あきなふ」であれば、ハ行なので「は/ひ/ふ/ふ/へ/へ」です。
その連用形「あきなひ」が「あきなう」と音が変化(音便化)しているだけなので、
活用表に反映させる必要はありません。
ちなみに古文で「ア行」の活用をする動詞は「得(う)」や
「得」を活用語尾とする「心得(こころう)」「所得(ところう)」など
「得」がらみのものしかありませんので、
「あきなう」というのを見ても、
絶対にア行の動詞ではないな・・・ではどうして「う」?・・・あ、ウ音便か・・・
と判断していくことができます。
とても詳しいご回答ありがとうございます。
何がわからないかもわからない感じだったので、とてもためになりました。
音便も意識して解いていこうと思います!
頑張ってください!
ご回答ありがとうございます。
とてもわかりやすいです!
二つ質問があります。
①どんな時に音便があると見分けれるのですか?
②活用表で考えた時、あ い う う え え
というようにア行で考えるのですか?
よろしくお願いいたしますm(*_ _)m