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学習とは、なんぞや? 人工知能(AI、ChatGPT)時代に求められる学びとは? 探求学習

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このノートについて

ひふみ

ひふみ

中学全学年

ChatGPTのような人工知能の発達は、まるで、人類の進化の追体験をしているにも感じられます。

人工知能の性能が上がってきたため、私達は、人工知能に負けない知性も身につける必要があると感じています。

ただ、学校での単語暗記中心の一斉授業は、人工知能に、対抗できていないのが現実だと思います。

そこで、脳の刺激(体験学習)がいかに大切かを、まとめてみました。

「主体的・対話的で深い学び」という形式なら、もっと短く、もっと面白く、より個別最適な学びをうながせるのですが、ちせつな文章ですすみません。
興味のある方は、しばしお付き合い下さいな。

※人類の進化の過程で、声より、文字の活用が歴史的に新しいため、人は、声の方が理解しやすいです。

 だから、学校の勉強は教科書中心ゆえ、難しく感じる。
 ネット情報も、文字よりyoutubeのような音声と映像の方が、頭に入りやすい。

※コメントにも同様の内容を書こうと思います。
 それを読み上げソフトとか、ブラウザの拡張機能で音声にするのも良いと思います。
 例:Read Aloud: テキスト読み上げ音声リーダー

コメント

ひふみ
著者 ひふみ

2024.4/25追記
【AI】人工知能の現在を日本はどこまでわかってる?脳科学者・茂木健一郎が講義!
https://www.youtube.com/watch?v=iIouc8g9giw
この動画は、
・人工知能の現状
・人工知能の長所と短所
・人工知能に負けない人間の脳の長所
についての内容です。

ひふみ
著者 ひふみ

2024.3/12追記
人工知能の次の局面?
総合学習の発表原稿を人工知能を作って、棒読みすることができる。
だから、セッション方式(発表中に質疑応答をするので、原稿通りに発表が終わらない、マルチエンディング)の発表なら、人工知能だよりの学習では、対応できない。
故に、学校現場も、そういう授業形態に移行して、人工知能対策をしだしている。

だったのだが、この方式ですら、人工知能は対応してきた。
その結果、株式市場に影響を与えている。
アメリカの番組では、Groqの実力が放送されている。=多くの人が、新しい局面を目の当たりにしている。

終わりました。多分、googleからすぐに消されます。
https://www.youtube.com/watch?v=G0dtYrOZWr0

Nvidiaのライバル?革新的AIチップを開発するGroqについて解説してみた
https://www.youtube.com/watch?v=RgO8Zmc3qyU

ひふみ
著者 ひふみ

2024.1/8追記
【落合陽一:2024年は超AIが来る】超AIとは何か/課長レベルの仕事もできる/一番のネックはGPU/コンサルは不要に/日本以外は雇用が減る/自分データを管理せよ/文書を書かなくなる/キャラ作りが全て
https://www.youtube.com/watch?v=q1BYuqVprnI

【落合陽一:超AI時代の生存戦略】藤井聡太のすごさ/「AI +人間」の伸び幅がデカい/戦争はもっと起きる/怖いのは地震/「動画で学ぶ」から「AIで学ぶ」/生産性は10倍に/マスではないオタク性を極めよ
https://www.youtube.com/watch?v=MJzzsCWgl0U

ひふみ
著者 ひふみ

23.10/7追記
人工知能の進歩が、近未来どのように社会に影響するか考える上で参考になる動画です。
【ロングバージョン】AIを世界一活用する企業に ソフトバンクGの孫氏が講演
https://www.youtube.com/watch?v=Gh0xzbgCIgg

ひふみ
著者 ひふみ

5.求められる学びとは、

①キーワード
○体験を通した学び
○主体的・対話的な学び
○課題発見・課題解決
★結局、文科省の言っていることは、あながち間違いじゃないんですよね。
 それを学校で、実施するのは、色々大変なんですけどね。
▲単語の暗記
▲教科書の焼きまわしの一斉授業

②今求められている学習を考える基準
 つまり、学習の次元(新しい概念)や質が問われている。
 勉強において、質と量は当然大切です。
 しかし、それ以上に、次元(新しい概念)が大切です。
 時代遅れの勉強だけをいくら質量をあげてこないしても、
 新しい次元(新しい概念)で学んだ者には勝てない。
 質×量×次元(新しい概念)の総計で勝負が決まります。
 WWⅠ~WWⅡの総力戦の世界大戦がその事を証明しています。

③人工知能(プログラム)という技術革新が特異では無い。
 さまざまな技術革新が早すぎて、遺伝子による環境適合をする前に、人の生活様式が変わってしまう。
 人は、遺伝子では無く、学習によって、生きるすべを学んでいく(学んでいかざるおえない)生物なのです。

④生命の進化は、情報伝達のリレー。
 私達、人類も、そのリレーを続けなくてはなりません。
続けるために、生まれた時点で未完成な人は、10代までの学習で、様々な事を学ばなくてはなりません。
 人類の知性は、コンピュータを発明し、人工知能をプログラムしました。
道具を発明し、遺伝子に頼らない繁栄をしてきた人類の最後に発明した道具に、人工知能がなるのでしょうか?

ひふみ
著者 ひふみ

4.知性とは、なんぞや。

①そもそも、脳をまねしてコンピュータは作られている。
 (※2.①❷)
 単純な神経細胞から、より複雑な作業ができるように脳は発達した。
 トランジスタ→IC→CPUの進化は脳の進化に似ている。

②そもそも、脳とは、何をする器官なのだろうか?

❶実は、脳は、勉強したりするための器官ではない。
 最初は、エサをとるために、口の近くに各種センサができたとき、
 その情報を統合して有効に使うための神経細胞の集まりであった。

❷脳は、危険を察知して身を守るために発達していく。
 だから、子供は勉強嫌いでも、おかしくないのです。
 嫌なことから、逃げないと安全じゃないからね。

★だから、「学び=楽しい」という体験が重要になる。

③感情とは何ぞや?
 脳は神経情報を効率よく処理するために、仮説を立て、未来を予測して、脳の省エネ化をして体の負担をへらしてきた。(※2.④)

★高度な情報処理作業の副産物が、感情になっていく。
 だから、人と同じ体や五感(センサ)があれば、限りなく人工知能も、人とよく似た感情を持てるだろう。
 変数やパラメータを使って、疑似的にする事は可能だが、それだと、プログラマーの設定内での反応に過ぎない。
④では、人と人工知能(プログラム)を分かつのは何か?

 想像と創造と作業の違いは何ぞや?
今の人工知能は、人類のビッグデータを元に、作業的に行動な判断をしている。

★人工知能は、ビッグデータを効率的に人よりあつかえるが、判断の元になる元データを作るにいたっていない。枠の中の自由なのである。

★人は、好奇心によって、未知のものに挑戦する事をする。
 好奇心とは、今までの経験(成功体験、感情)を元に、リスクを減らした「未知への挑戦」である。
この概念は、人工知能にはまだ無いと思われる。
人工知能もトライ&エラーを繰り返して試行錯誤しているが、好奇心では無く、人工知能の場合は受動的なしらみつぶしの作業でしかない。

★好奇心を人工知能が持たない限り、人類を超えることは、当分無いだろう。
 
⑤好奇心は、どうやって育むべきか?

 人工知能も、能動的に好奇心を持って、人を超える事はいずれ、可能になるかもしれない。
 ならば、我々は、好奇心を最大限活用して、人工知能に対抗するしか無い。
 だから、より積極性や、主体性や、課題発見能力を身につけるべきである。
 その元ネタになるのは、体験と、裏打ちのとれた基礎基本の知識なのである。

ひふみ
著者 ひふみ

3.人工知能(AI、プログラム)は、人を超えるのか?

①結論から言うと、人工知能は、人類をも超えうる。
 ただし、前提になる条件があります。

❶人と同じ、体や五感をもち、人と同じ生活をする。
 重要な器官が損傷したら生きていけないなど、様々な条件が、人と同じであればあるほどよい。

❷人工知能の答えを尊重する。
 おそらく、人を超えても、人はその事を認知できない。
 人を超えた答えの理解や、検算もできないはずだから。
 その時、人にとって都合の悪い答えなら、AIが暴走したと、安易に都合良く解釈する可能性がある。

②なぜ、人を超えうる可能性を感じるのか。

❶情報伝達の仕組みは同じ。
 神経細胞(脳)の情報の伝達は、ナトリウムイオンによる電位の変化である。
 コンピュータも0と1の電気信号で、情報伝達をしており、どちらも二進法で、同じような仕組みだからである。
 だから、人の脳以上のコンピュータを作る事は、時間がかかっても、可能だと考えている。

❷知識暗記は、コンピュータの方が得意である。
 なぜ、今まで、知識暗記の学力が学校では大切かというと、短時間に答えを見つけるには、憶えていた方が良かったからである。今は、ネット検索で無力化されている。
 いちいち、どこにあるかわからない答えを図書館で探すのは非現実的だからである。
★知的労働にも、単語暗記による作業的労働と、創造的労働があり、作業的労働は人工知能の方が有利である。

❸IT革命の衝撃、そして、次の段階へ→

 そもそも、コンピュータは計算機である。
 計算という知的作業をこなす道具であったが、コンピュータが、計算以外の様々な作業もできるようになった。

 インターネットは、核戦争でも戦争を遂行できるために作られた道具。
 兵器というより、情報を扱う道具。つまり、知性に一番近い道具。

 米ソ冷戦終了後、インターネットの民間への開放され、検索によって、色々な情報が瞬時にわかるようになった。
 そして、今では、検索して、最後は自分で判断していた。

★プログラムによる検索から、プログラムによる最適解へ。

★現在進行中の人工知能の進化は、IT革命の一部なのか、それとも、第四の人類の技術革新なのだろうか?

ひふみ
著者 ひふみ

2.ハードウェアだけでなく、ソフトウェアも大切な脳

①コンピュータの仕組みを理解するとわかりやすい。
 中学校の技術の情報の学習

❶人の脳とは、
 ・コンピュータのCPU(中央処理装置)と
 ・記憶装置(主記憶と補助記憶)を
 持ち合わせているような脳。

★暗記は、脳で無くても、本やインターネットでもOK。
 これらの暗記は、おもに副記憶装置が受け持つ。

❷脳(電子部品)の種類も大きく分けて三つある。
・トランジスタは、0と1(二進法)を区別する部品。
  =スイッチ=生命の神経細胞

 ・トランジスタを大量に集めたのが、IC(集積回路)。
  IC(集積回路)は、複雑な作業でも、
  決められた作業をする脳。
  =電卓(計算機)=生物の脳

 ・CPU(ICの発展形)は色んなプログラムを動かせる脳。  =パソコン=人の脳
 
❸人の脳は、色々な事を考えたり、高度な作業をこなせる可能性をもっている。
 コンピュータで例えるなら、アプリ(プログラム)を入れ替えたり、バージョンアップして使う。
 だから、人は、アプリをインストールするように、何を学んだのかという経験次第で、より高度で柔軟な思考が可能になるのだ。

②ハードとソフトは密接に関係している。

 人は、脳でより複雑な思考をするために、脳を使いながら、脳神経をさらに複雑発達させている。
 未熟な脳で生まれてきたことで、結果的に、脳をさらに成長させることができるのだろう。(※1.③)

 未完成の脳ゆえに、ICからCPUへの進化につながり、脳の生物として、他の生物との脳との違いができたのだろう。(※2.①❷)

★だから、10代くらいまでの学習や経験が大切なのである。

③環境適合が生命の進化の基本。

 生命が生き残るためには、環境適合する柔軟性が大切。

 人は、脳に特化した生き物で、脳の思考の柔軟性が大切。

★その思考の柔軟性は、10代までの体験によって成り立つ。
 人も生命の一部だから、体験を通さないと学ばない。

★10代までの体験を元に、脳の基礎ができ、処理できる奥行きが決まる。

④脳は、多量のエネルギーを必要とする。

❶勉強などで、脳を使うと、カロリーが消費されます。
人が一日に消費するカロリーの約2割を脳が消費すると言います。
 例:体重60㎏の人の場合、普通の速さで約2時間ちょっと歩いた消費量と同じくらい。

❷脳の省エネは、エネルギーの節約になります。だから、疲れるので、脳をフル回転で長時間使いたくありません。
★つまり、勉強嫌いなのは、理由があるのです。
 さらに、単純な作業で成功体験を安易に経験できるゲームが好きなのです。

❸とはいえ、大人になった時、環境変化に対応する柔軟性を持つには、10代の時の脳への刺激(色んな体験)がものをいいます。
 刺激によって、脳は、ハード面でも、ソフト面でも成長するからね。(※2.①)

▲大人になってからでは、脳のハードは成長しない。
 ソフトの工夫でかしこくなるかも知れないが、地頭の性能アップには限界がある。

❹だから、10代の学びが大切!

★でも、勉強を強いるつもりはありません。

★学びに対する発想を転換してほしいのです。
 興味のある事を、積極的に学んでいって欲しいのです。

ひふみ
著者 ひふみ

1.人類への進化を体験する人の成長

①人類への進化は理科の勉強だけで学ぶのものではない。
 子供のころの成長は、人類進化の追体験でもある。

②記憶に無いと思うが、
 1つの細胞から、細胞分裂を繰り返し生物進化を体験する。
 体の進化は、母親の胎内で私達は体験している。

③本来は、母親の胎内で、その種として必要な形や能力を獲得して生まれてくる。
 仔馬は、生まれて30分もすれば、走ることができる。
 それならば、人は、脳を特化させた生き物なので、
 脳が完成した状態で出産されるべきなのだが、問題が発生した。

▲人は直立歩行をするため、
 女性の骨盤の大きさの制約で、
 脳の発達を未熟な状態で出産されなくてはならなかった。

○だから、人は、約20年をかけて、脳を成長させる。
 思春期を経て、人の脳は成長を一通り完成させる。

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