以下の問題については,必要に応じて巻末にある正規分布表を用いてもよい。
厚生労働省の行った約5000人を対象とした「令和元年国民健康・栄養調査」によると、全国
における20歳以上の成人の1日あたりの食塩摂取量(以下、全国の食塩摂取量)の平均は 10.1g
で,標準偏差は4gであった。 太郎さんはA地域における20歳以上の成人(以下,成人)から
無作為に抽出した 170人に調査をして、1日あたりの食塩摂取量の平均 (mi)を算出した。し
かし、実際に抽出したのは169人で1人の値 9.9gが重複して170人のデータになっていたこ
とが判明した。そこで,重複を解消した169人の平均を再計算すると2=11.6(g)となった。
これをもとにA地域における成人の1日あたりの食塩摂取量(以下, A 地域の食塩摂取量)の
平均は全国の食塩摂取量の平均と異なるかどうかを仮説検定を用いて有意水準 5% で検定し
よう。
(1)
ア である。
1と2の関係を正しく表した式は
の解答群
1×169+9.9
169
=m2
①
m2×169+9.9
=m1
169
②
mx 169 +9.9
=m2
(3)
m2×169+9.9
=m1
170
170