170 [中和滴定] 食酢中の酢酸の濃度を調べるため,次の実験 ①〜⑤を行った。
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これについて下の問いに答えよ。 計算値は四捨五入して有効数字3桁で示せ 。
実験 : ① 水酸化ナトリウム約0.4gを水に溶かして 100mLの水溶液をつくった。
② シュウ酸二水和物 ((COOH)22H2O) を正確にはかり取り, メスフラス
③実験②でつくったシュウ酸水溶液10.0mL をホールピペットにより正確
コを用いて 0.0500mol/Lのシュウ酸水溶液を100mLつくった。
にはかり取り, 実験①でつくった水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定した
ところ, 12.5mL を要した。
④食酢 10.0mLをホールピペットにより正確にはかり取り 容量100mLの
メスフラスコに入れ, 標線まで水を加え, よく振り混ぜた。
⑤ 実験 ④でつくった溶液 10.0mLをホールピペットにより正確にはかり取
実験①でつくった水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定したところ,
8.50mLを要した。
(1)実験②ではシュウ酸二水和物が何g必要か。
度を決定する。シュウ酸を用いると濃度が正確に調製できるのはなぜか。
難 (2) 実験②でつくったシュウ酸水溶液を用いて水酸化ナトリウム水溶液の濃
簡潔に記せ。
(3)この滴定で用いた水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度を求めよ。
(4)薄めた食酢中の酢酸のモル濃度を求めよ。
(5)食酢中の酢酸の濃度を質量パーセント濃度で答えよ。ただし,食酢の密
100g/mLとし、食酢中の酸はすべて酢酸であると仮定する。
170 質量パーセ
ント濃度
溶質の質量
(6)0.100mol/Lの酢酸水溶液 5.00mL を, 0.100mol/Lの水酸化ナトリウム水
溶液で中和する場合, 滴定曲線として最も適切なものを次の図(a)~(f)の中
から選び, 記号で答えよ。
溶液の質量
x 100
14] (a)
12-
10%
8.
pH
6
4.
14g(b)
12
PH
10-
8
0642
1422086420
PH
0.
0.
0
5
10 15 20
滴下量 〔mL]
0
5 10 15 20
0
5
10 15 20
滴下量 〔mL〕
滴下量〔mL〕
14] (d)
14(f)
2
PH
14120864200
14120864200
PH
HJ
[
14108642
pH
HO
5 10 15 20
0+
5 10 15 20
0
5 10 15 20
滴下量 〔ml〕
滴下量 〔mL]
滴下量 〔mL〕