6 令子さんは 6月の晴れた日に、 北緯 32.5° の熊本県内のある地点で, Ⅰ~ⅣVの順で日時計を作成
して時刻を調べる実験を行った。
(熊本県 [改題])
画用紙に円をかき 時刻の目安として円の中心から 15° おきに円周に目盛りを記した時刻盤を
作成した。
時刻盤の中心に竹串を通し, 竹串と時刻盤が垂直になるようにして固定した。
図1のように時刻盤を真北に向け、 図2のように竹串が水平面に対して観測地の緯度の分だけ
上方になるようにして固定した。 なお、 図2は、 図1を東側から見たものであり、竹串の延長線
上付近には北極星があることになる。
10分まで竹串の影を観察した。
Ⅳ 図3のように時刻盤の目盛りと竹串の影の位置が重なった12時10分から1時間ごとに, 18時
図2
図1
時刻盤
図3 ア
竹串
竹串
西
32.5゜
1. 北
南
東
ウ
竹串の影
15時10分の時刻盤に映った竹串の影の位置として最も適当なものを図3のア~エから一つ
選びなさい。(
(2)実験で用いた日時計について、正しく説明しているものを,次のア~エから二つ選びなさい
ただし日時計は晴れた日に使用するものとする。(
7時刻盤に映る竹串の影の長さは1日の中では正午から夕方にかけて長くなる。
正午の時刻盤に映る竹串の影の長さは,夏至の日から秋分の日にかけて長くなる。
夏至の日と秋分の日では,日時計を利用できる時間の長さは同じである。
冬至の日は、時刻盤に竹串の影が映らない。